公営ギャンブルの売上げ低迷が止まらないようです。
中央競馬、競艇、競輪、地方競馬、オートレース(5競技)の2010年の売上げは4兆3200億円で、2000年からの10年間で36%減少したとのことです。
オートレースにいたっては、1997年に2458億円あった売上げが861億円と、約65%も減少しています。
またギャンブル売上げの減少は公営に限りません。
パチンコ業界の売上げもこのところ減少の一途のようです。1995年に約31兆円あった売上げは2010年には約19.4兆円と大収縮しています。
ギャンブルに対してのイメージの変化もあるかもしれませんが、何より不景気で、遊ぶお金の余裕が無いというのが一番の理由でしょう。
そしてもう一つ私が考えるのは、団塊の世代のリタイアです。団塊の世代が大いに稼いでいた時代、忙しい中でも馬券買ったり、パチンコで散在していた人が多くおられたように思います。
リタイアすると、やはり人々は冗費は抑えようとします。また、年金頼りになってしまえば、かつて豪快で勝負好きで、気が大きかった方も堅実になるのが、現実のようです。
さて、私はギャンブル市場と不動産市場とは、ちょっと関連性を感じます。
現在、不動産市場は実需(住むための需要)の住宅の取引で何とか下支えされていますが、全体的には活気があるとは全く言えない状況です。
それは不動産市場の活発化に必須の仮需(値上がり期待での購入)が無いからです。
不動産の仮需にはギャンブル的要素があります。
勝負を仕掛けるプレーヤーが少ないと盛り上がらない...
ギャンブル業界と不動産業界、少なからず共通項があるように思います。

