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神谷バー本館

 先日浅草の「神谷バー」を有形文化財として登録するよう、文科相に文化審議会から答申されたとの報道がありました。

 「神谷バー」はご存知浅草のお店で、今の感覚で言えば、バーというより、ビヤホールです。
私も大好きなお店で、何回か訪れています。訪れたときは、いつも満員盛況で活気があります。

 ところで調べてみると建物の有形文化財は全国で8000以上、東京都にも260強あります。種別としてはお寺や、現役を引退した特殊用途の建物などが多いようです。
 神谷バーのように現役バリバリで、お客さんがワンサカいるような建物が指定されるのは、珍しいのではないかと思います。

 この神谷バー本館は1921年に完成で、関東大震災や戦災にも耐えた建物だそうです。今回の指定は、東京のど真ん中にあって、2度のピンチを切り抜けた「運の良さ」も買われたのかもしれませんね(笑)

 しかし一方で文化財に指定され場合、将来神谷バーで食事していた人が、地震で怪我をしたりしたら、文化財に指定し、現状維持を法律で決めた国の責任が問われることにもなりかねません。
 きっと指定にあたっては、国はバッチリ耐震診断&補強をするのではないでしょうかね。


活断層地震近し!

 先日三浦半島の活断層において地震の可能性が高まった、との発表が文部科学省の地震調査研究推進本部からありました。

 このところ頻発している地震ですが、いよいよ関東地方が危ない状況になってきたようです。
あるテレビ番組で、解説者が、この活断層の地震が起きた場合、「活断層の真上の家はどうなりますか。」との司会者の質問に対し、「間違いなく倒れます」的な発言をされていました。

 それを聞いてから、ネット上の活断層マップを見てみましたが、日本全国活断層だらけです。
今まで、不動産取引で、重要事項説明書などに、活断層の説明がなされることは、ほとんど無かったように思われますが、今後宅建業者は、この活断層についても説明するようになるのでありましょうか。

 しかし、そうなると、今後の宅建業者は、地学の知識を身につけねばならなくなりますね。
「地震(耐震)、液状化、活断層の勉強セミナー」が流行ることにもなりそうです。
 ただ、転変地異は、一介の宅建業者には到底責任が負えるものではありませんので、説明にも限界もあるように思います。


千葉受難

 放射線量の調査を地方自治体独自で行うようになってきました。
すると、千葉県柏市、松戸市、流山市で年間の被曝許容量(?)1ミリシーベルトを大幅に超える数値が検出されました。

 専門家の話を聞けば、体への影響は無いレベルのようですが、感受性が強い小さなお子さんをお持ちの親御さんは心配になっています。

 過敏になり過ぎるのは良くないと思いますが、気にされる方がいるのは理解できます。
ところで、不動産の価値はその利便性や環境など、現実に明らかな条件によって決まるのですが、実際には、事実かどうか分からない風評などにも大きく影響されます。
 
つまり、その土地価格が、その土地に対するマイナスの印象や風評によって減価することになるということです。 
こういう負のイメージの表象を「スティグマ」と言うようです。(もともとは、奴隷や犯罪者であることを示す刺青などの肉体的刻印のことを指す言葉とのこと。)

 このスティグマによる減価を千葉県が大きく受けつつあるように思います。
今回の高い放射線量の前は、浦安に代表される液状化現象がありました。
 現在、実際は液状化被害が無かった土地でも、浦安という地名のため敬遠されたりしています。今後は柏市ということで売りづらかったりすることが出てくるかもしれません。
 ひょっとすると、千葉県全体に「千葉減価」が生ずる展開になりはしないか、千葉県民の私は心配です。

 いずれにしろ千葉受難の時です。森田健作知事頑張れ!


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