仙台地方裁判所は震災後、売却手続きを中断していましたが、8月18日開札分から売却手続きを再開するようです。
福島地方裁判所も中断していた売却手続きを再開する方向とのこと。
震災から3ヶ月経過し、競売の方も動き始めたようです。しかし、被災地の物件で、建物に何らか損傷がある物件は、当分の間は売却実施処分には、かけられないのではないでしょうか。
というのも、売却実施されようとしていた物件は、震災前の現況調査報告書に基づいた内容で、売却条件が作られていますので、現段階で、もう一度現況調査をし直し、且つ評価もし直した上で売却条件を「変更」して売却しなければならないからです。
ただ、仙台市若林区や南三陸町の被災地などでは、建物が流失したということだけではなく、インフラが寸断され、場合によっては境界も分かりにくくなっています。
現況調査や評価といってもやりようがないのではないでしょうか。
先週末現地に訪れる機会がありましたが、まさにそれを実感いたしました。
また福島の原発避難区域などでは、建物などに全く損傷が無くとも、放射能汚染がありますので、評価不能でしょう。
震災は競売も機能不全に陥れています。







