l サラリーマン流 不動産投資道場 l ブログトップページ l セミナー l DVD・CDセミナー l 
プロフィール

カテゴリ一覧
スペースレンタル (12)
プロフィール (1)
リンク集 (1)
不動産オークション (9)
不動産市況関連 (100)
不動産投資顧問 (7)
不動産法制 (11)
不動産金融関連 (16)
底地投資 (9)
店舗投資 (2)
税金関連 (5)
競売について (28)
経済情勢一般 (15)

ブログ内の検索



最近の記事

月別の記事

Syndicate this site (XML)
Powered by
Movable Type 5.12



ホテル・旅館淘汰の時代

 今年2011年はホテル・旅館の倒産件数が過去最悪のペースのようです。
 

 これはもちろん震災による影響が大きく、一つは露天風呂などの施設が損傷してしまい、営業に支障が出たためという「直接的被災」による倒産です。
 そしてもう一つは震災により発生した原発問題で、中国人を中心とする日本への渡航者が激減したことや、不要不急のレジャーが自粛されることによる売り上げの減少という、言わば「間接的被災」による倒産が生じたことによります。

 売り上げの低下は都心の高級ホテルも例外ではなく、外国人宿泊客の減少や、宴会の自粛などで大いに苦しい経営を強いられています。
 この苦境は原発問題の収束に関連しており、当分の間続かざるを得ないように思われます。

 さて、都心の高級ホテルや、レジャー目的のホテル、旅館が苦しみ中、ビジネスホテルの中には高稼働率を確保しているものがあるようです。
 私の知人が土浦でビジネスホテルを経営しているのですが、彼によれば、震災や原発の影響は無く、むしろ好調の状況とのことでした。
 低廉で快適な宿泊所は、仕事上、削れない出張には必需であるからでしょう。
特に東北方面に近いところでは、復興に携わる建設会社の社員など向け需要は堅調のようです。

 同じ宿泊施設でターゲットとする顧客の違いで、真逆の経営状況です。
ホテル淘汰の時代です。


被災地の競売

 仙台地方裁判所は震災後、売却手続きを中断していましたが、8月18日開札分から売却手続きを再開するようです。

 福島地方裁判所も中断していた売却手続きを再開する方向とのこと。
 震災から3ヶ月経過し、競売の方も動き始めたようです。しかし、被災地の物件で、建物に何らか損傷がある物件は、当分の間は売却実施処分には、かけられないのではないでしょうか。

 というのも、売却実施されようとしていた物件は、震災前の現況調査報告書に基づいた内容で、売却条件が作られていますので、現段階で、もう一度現況調査をし直し、且つ評価もし直した上で売却条件を「変更」して売却しなければならないからです。

 ただ、仙台市若林区や南三陸町の被災地などでは、建物が流失したということだけではなく、インフラが寸断され、場合によっては境界も分かりにくくなっています。
 現況調査や評価といってもやりようがないのではないでしょうか。
先週末現地に訪れる機会がありましたが、まさにそれを実感いたしました。

 また福島の原発避難区域などでは、建物などに全く損傷が無くとも、放射能汚染がありますので、評価不能でしょう。
 
 震災は競売も機能不全に陥れています。


サブリース受難

 先日ある会合で、駐車場のサブリースをしている知人の話題になりました。

 その知人がサブリースしている駐車場は機械式の立体駐車場で都心立地で、30台くらい収容できます。
 そして、この駐車場を、その知人は月額30万円で借り上げしています。さらに、この借り上げ賃料のほか、機械の管理、メンテナンス費用を月額30万円くらい負担しているので、毎月60万円が彼にとってのサブリース原価です。
 これに対し、昨年くらいは1台1月賃料5~6万円で貸していて、ほぼ満車であったようで、何と月額150万円を超える売り上げで、実にサブリース差益が月額100万円程度あったのだそうです。

 ところが震災後の今、契約台数は減りに減って現在僅か3,4台とのことです。毎月100万円がチャリンチャリンもたらされるドル箱駐車場が一転、逆鞘赤字駐車場になってしまったと言うわけです。

 都心は高額賃料マンションの空きが目立つようですが、もっと大変なのが、こういった高額賃料の駐車場かもしれません。都心では車は無ければ無いで済んでしまうでしょうから。

 この例はかなり極端なケースかもしれませんが、都心の事務所や商業ビルのサブリースを行っている会社の中には、最近の賃料低下、空室率上昇で、経営が苦しいところも多いのではないでしょうか。倒産してしまう会社もありそうで、そうなるとオーナーさんも大変です。

 借り上げ賃料や、その他の借り上げ条件などでの紛争も増加するように思います。
 サブリース受難の時代と言えそうです。


l 不動産投資道場TOP l ワイズ不動産投資顧問 l オフィシャルブログ l
Copyright 2004-2005 Fudousantoushi-Dojo All rights reserved.