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歯切れが悪くなる修繕積立金の説明

 4月19日の日経新聞に「マンションの修繕積立金 実態の2倍必要」という記事がありました。国土交通省の発表に基づくものです。

 その発表によれば、修繕積立金の目安は、1㎡あたり月200円前後であるが、実態は販売時に積立金が低めに設定されているため、その半分くらいだそうです。

 確かに70㎡の新築マンションでは、分譲時には月7000円くらいなもんです。何と言っても毎月の掛かりが少ない方が、販売上有利ですので、どうしても安く設定されてしまうというわけです。
 しかし、安すぎる修繕積立金は、将来の建物を価値保全していく上で、いわゆる問題の先送りでありますから、確かに良いとは言えません。

 そこで国交省は不動産業界に目安を提示し、販売時に消費者に説明するよう求めるとのことです。
ただ実際、販促のために修繕積立金を低く設定したマンションの販売現場では対応が大変です。
 例えば重要事項説明の中で、こんなふうに説明しなければいけません。
「えーっ このマンションの修繕積立金についてですがー。国土交通省で、示されていますところの目安としては月々15000円ですが、本物件では月7000円となっております。これは、そのつまり、確かに不足気味ではありますが、そこのところは将来皆様、つまり管理組合さんで、お考え頂いて、頂くというということでございましてー」

 何か歯切れが悪いし、説明する者に、どうしても後ろめたさが付き纏いそうです。
 ということで、国交省としては、マンデベが自主的に修繕積立金の水準を上げてってくれることを望んでいるのでしょうね。
 
 


パチンコ、自販機ピンチ

 石原都知事が4選され、勝利インタビューで「自動販売機なんてやめちまえ。コンビニで買って家で冷やせばいいじゃない」「パチンコはジャラジャラと音を立てるために電気を煌々(こうこう)とつけるのは、世界中で日本だけだ」

 と発言。自販機とパチンコはないと1日100万キロワットが節約になるとかで、となれば福島原発がいらないのだとか。

 この発言は結構インパクトがありそうです。パチンコや、自販側については、逆に必要だという反論は、愛好家などから、おおっぴらには言いにくいでしょうから、パチンコ店なら閉店、自販機なら撤去に追い込まれるところもあるように思います。

 さすがに東京都知事と言えど条例などで、営業禁止などは制定できないでしょうが、何らかの手は打ってきそうです。何せ今回は石原知事はいくらなんでも最後のご奉公でしょうから、再選気にせず、大胆な政策に出る可能性が高いのですから。

 東京で、何らかの規制が始まると、周辺の県にも影響は及ぶでしょう。
既に、私の家の近くのパチンコ店では、照明が暗くなっていて、音楽の音量も控えめです。そんな中でパチンコしていると、きっと気が乗らないでしょうし、また何か後ろめたいことをやっているような気分にもなりそうです。パチンコ店オーナーとパチンカー受難の時代を迎えることになりそうです。

 またパチンコ点の規制は、パチンコ店をテナントとしているビル等のオーナーの受難でもあります。駅前好立地のパチンコ店も多いところから、今後の店舗の賃料相場にも影響していきそうです。

 どうも活気、元気が出る方向の話題は見当たりませんね。


パンピーが支える

 震災から1ヶ月近く経ちました。ある意味大変長く感じた1ヶ月でした。しかしながら、1ヶ月経っても、被災地の方々におかれましては、まだまだ復興などというには程遠い状態かとは思います。厳しい状況に胸が痛みます。

 しかし、東京では少しずつではありますが、落ち着きを取り戻しつつある気もします。
東京の役目は早く平常を取り戻し、経済を回復させて、東北復興の原資を生み出すことのように思います。行き過ぎた自粛をせず、節度を保ち、なるべく普段の活動をしていきたいものです。

さて、そんな中、不動産市場にも大きな影響が出ています。
原発問題で外国人の移転、撤退でオフィスや高級賃貸住宅市場は停滞しています。原発問題の先が見えないと、今後復活は出来そうにありません。
 大型物件を購入するのはJーREITくらいなもんで、売買取引は停滞しています。タワーマンションなどは震災によるキャンセルが出たりして販売苦戦状況のようです。

ところが一方で、一般賃貸住宅、特に低額物件について動きが出てきてます。例年なら3~4月が移転のピークですが、1ヶ月くらい後れて5月くらいまで、賃貸マーケットは動きそうです。
弊社物件でも月額賃料5万円クラスの賃貸物件を中心に引き合いが結構出ています。
またマンションも一次取得者層向けの新築、中古マンションは動きが出ていると聞きます。
なかなか大衆物件への需要は底堅いようです。

今、銀座には活気が無いと聞きます。先週行って見ると、確かに中央通りなどはうす暗くて元気を感じません。しかし一方で有楽町のガード下の居酒屋は満員御礼状態で、活気に満ちていました。
一般ピープル、いわゆる「パンピー」は元気を失っていないようで、ちょっとほっとしました。

不動産も飲食も、大衆向け商品・サービスはしぶといのであります!
やはりこの国をさせるのは「パンピー」なんですね。ガンバレ、パンピー


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