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大震災と香港高級ホテル

 未曾有の被害をもたらした「東北関東大震災」。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
 

 今回の震災は原子力発電所の事故という大変な副産物が生じました。それによる物的、心理的な被害も計り知れません。
 そんな中、日本に駐在していた外資系会社の外国人社員や役員の多くが、大阪に一旦本社を移動したりして、いち早く東京を脱出しています。

 さらに東京脱出のみならず、日本脱出を図る外国人も相当数おられるようです。そしてその外国人のだ脱出先で、一番多いのが香港とのことです。
 インターネット社会の現在、株式のトレーダーなどは、東京や大阪にいなくても、ちょっと飛行機で行ける香港であれば、十分事が足りるようです。

 しかも外資金融会社はお金が潤沢にあります。香港では彼らは高級ホテルに宿泊するようで、高級ホテルの予約は満タンのようです。
 被災地の方々が寒さと飢えに苦しむ中、ラグジュアリーなホテルで優雅に過ごす外資金融マン...
世の不条理を感ぜざるを得ません。


巨大地震後の不動産市況

 本当に凄い地震でした。私はたまたま千葉のマンションの4階におりましたが、正にコンニャクのようにグニャグニャ揺れました。
 

 さぞや被害甚大かと思いきや、その後街の中を車で走っていて、一つの建物も崩壊していないことに逆にびっくりしました。
古い建物が倒れるかなぁ、と思ってましたので、日本の建物は、やっぱり強いもんだな。と感心したのであります。

 しかし、外側の損傷は目に付かないものの、おそらくは内部の設備などの被害は結構多いのではないでしょうか。私の関係するところでも、外見は大丈夫なものの、内廊下に大きなクラックが入り、扉の開閉ができなくなった例や、配水管が切れて漏水を起こしている物件がありました。

 とにかく構造的にしっかりさせて倒壊を起こさず、命を守るということでは、合格点の日本の建築技術ということが言えましょう。
 ただ、一方で、財産として、日本で不動産を持つのは、ちょっと躊躇するようになるかもしれません。
所有すれば、設備の補修責任など、オーナーリスクを取らなければならないからです。
また、浦安などで起こる液状化現象は、建物は新品でも、立地によるダメージがあります。これもオーナーリスクです。
 巨大地震は賃貸派を増やす結果になるかもしれません。


 


八百長に思う

 大相撲が八百長で揺れています。昔から常に噂になっていましたので、何も今さらと思っている方も多いでしょう。

 確かに1対1の人間同士で競われる競技ですから、こういったことは発生しやすいとは思います。また年に何度となく同じ相手に当たる取組が組まれますし、出稽古や地方巡業などでお互い顔見知りになりますから尚更です。僅か星一つでも勝ち越しと負け越しでは待遇が雲泥の差になることも八百長を助長するのかもしれません。
 つまり大相撲はそもそも八百長が生まれ易いシステムであると言えましょう。

 しかし、大相撲は、それだからこそ、逆に八百長防止に神経を使わなければいけないのかもしれません。取組前各力士は拍手を打ち、そして土俵に塩を撒きます。これは、相撲が神事であることとともに、これから潔く正々堂々と戦いますよ。という宣言だと云います。
 だとすれば八百長力士は、観客を騙すだけではなく、神をも騙すことになりそうです。

 さて、先日ある地方のアパートを買った方の悲惨な話を伺いました。購入当初満室状態で高利回りであった物件が購入1年も経たないうちに半分くらい退出してしまったというのです。
 立証できないけれど、当初入っていた賃借人は売主サイドの関係者かもしれないとのこと。
 見せ掛けの高利回りを演出して、売り抜けるなんて、正に「八百長」であります。
 収益物件の購入にあたっては、八百長アパート、マンションに購入者自分自身で気を付けなければいけません。


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