先日テレビ東京の「ガイヤの夜明け」で九州は宮崎にある巨大ホームセンター「ハンズマン」というホームセンターを取り上げていました。
このハンズマンというホームセンターは、品揃えが強烈に多くて見たところ食料品、衣料品以外は何でも揃う感じでした。
何より、大きな吹き抜けの天井高の高い店舗は、ちょっとしたレジャー施設とも云えますし、店内表示が楽しげな感じで作成されていて、商品陳列の内容がかなり分かり易いのです。
そして何より驚いたのが、商品の部品やビスなどの小分け販売をしていることです。シャワーヘッドの一部のわずか100円ほどの部品や、通常何本も纏めて袋で販売するネジを1本単位で売っているのです。
これはいくらインターネット通販全盛の世の中でも対応できないでしょう。しかも従業員も多く配置され、お客さんが必要な時には直ぐに駆けつけるというような細やかなサービスも兼ね備えています。
お陰で業績はグングンと伸びているようです。
早朝から多くのお客さんが車で乗りつけてくる映像が写しだされ、社長さんは自信満々で「お客様が嬉しいと思うことは何でもやる」それが「売り上げを伸ばすのだ。」と語っておられました。
番組を見ていてすっかり感心はしましたが、一方で「はて既存のお店はどうなっているのだろうか。
商店街の金物屋さんやら、雑貨屋さんは、商店街はきっと廃れてしまっているのでは。」と思ってしまいました。正にシャッター商店街の原因ではないでしょうか。
実際宮崎県の人口が決して増えているわけもなく、生産年齢人口にいたってはガタ減りでしょうから、周辺の既存商店の衰退には拍車が掛かっていると思われます。
また先日読んだ本「港区ではベンツがカローラの6倍売れている〜データで語る格差社会〜」では地方と大都市の気風の格差が説明されています。富山県に代表されるような、質素で華美や贅沢を嫌う保守性が地方にはまだまだ大いにあるようです。
ネジ1本でも売ってくれるハンズマンのような店舗は地方で、さらにその魅力を増すでしょう。
地方都市の商業物件投資はより慎重にしなければならないな、と思ったりもした次第です。

