先日ある会合で、とある会社のオーナーさんに築20年超の木造アパートを紹介して欲しいと言われました。
収益物件でオーダーが多いのは、当然築浅で鉄筋コンクリート造の一棟マンションなどです。築古で木造のアパートを何故欲しいのだろうか...
その答えは減価償却にあります。賃貸住宅の減価償却は現在定額法のみであります。また償却において残存価額はほとんど無く1円まで償却できつようになっています。
一方償却期間でありますが、例えば木造アパートの場合は法定耐用年数(22年)を超えたものは22年の0.2の年数となり4年(端数切捨て)で償却できることになります。
例えばある築25年の土地付アパートを5000万円で購入したとして、仮にその5割を建物代金ということで売主に設定してもらうと、購入後毎年、4年間は5000万円×0.5×0.25(1/4)=625万円が減価償却として経費計上が可能になります。ということは、そのアパートが年10%の利回りだとすれば賃料収入は500万円ですが、これをうんと上回る経費を計上できますから、このアパートの収入に対する所得税やら法人税は掛かりませんし、なお且つ他の賃貸物件の所得の節税にも寄与します。
確かに財産家にはかなり有効な節税対策になるんですね。古いものは古いことで価値が出ることで、古いものを大切に運用することになるのであれば、何か地球にも優しいエコな感じで良い気がします。







