東京都の人口重心は、2005年現在、和田堀公園近くの杉並区大宮二丁目にあるそうです。50年前と比べて約2km、西に移動しているようです。
23区の人口重心は新宿区市谷あたりとのことですが、これまで人口重心は西に移動してきました。
ところがここへ来て様子が変わってきているように思われます。
昨年の東京都の人口調査では、前年比で人口が増加した区が、増加率が多い順で①千代田区②中央区③江東区④荒川区⑤港区⑥墨田区⑦台東区⑧足立区となっています。
特にもともと人口の多い江東区は1年で9500人以上が増加しています。こうして見ると23区の東側に位置する、所謂城東地域が増加していることが分かります。
一方で西側の中野区は減少しています。この傾向が続けば必然的に人口重心が東にシフトするものと考えられます。
この原因の一つには地価が都心に近い割りに安い城東地域に人口流入が起こっていることがありましょう。しかし、もう一つとして、魅力ある商業施設が出来てきているということもあるでしょう。
六本木ヒルズ、ミッドタウンは港区で、まあ東側というか都心地域ですが、お台場や秋葉原などは明らかに東よりです。
そして今後の鍵を握るのは既にその高さや形状で強いインパクトを放つ「東京スカイツリー」かと思います。すでに建設地周辺は大いに賑わっています。それに連れてか浅草の活気は大変なものになっています。いよいよ浅草復権の様相です。
人口重心、東へ移動は歴史的転換ではないかと思います。不動産投資も東シフトを念頭において考えていきたいところです。





