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秋のコスモス何とか開花?

 事業再生ADR中のコスモスイニシアが、取引銀行との債務圧縮や債務の株式化について目処がついた旨のIRを出しました。

 銀行がこのような交渉に前向きであるのは、コスモスイニシア再建のスポンサーに大和ハウスがついたことによります。
 経営陣も一気に若返り、最スタートの感はあります。正式には9月28日での債権者決議によるので確定的なことは言えませんが、どうやら乗り切り、停止していたプロジェクト(例えば田無のIHI跡地の「ヴィーガーデン」)も再開する公算が大です。

 これを受けて株価の方も急上昇で、本日などはストップ高でありました。
コスモスイニシアの子会社だった管理会社コスモスライフも譲渡先であったコスモスイニシアの大株主であるユニゾンキャピタルから、大和ハウスが金主となって買戻しの方向のようで、体制も整う見込です。

 さて、このところマンションデベロッパーの倒産劇が見られなくなってきています。財閥系をはじめ一部のデベロッパーは用地仕入れを再開し始めています。(ということは銀行もお金をマンションデベロッパーに出し始めているということでもあります。)

 どうも下降一辺倒であった不動産マーケットにも潮目がやってきたのかもしれません。(そう願いたいものでもありますが・・・)


底地・借地売買実務セミナー大盛況

 昨日25日、住宅新報社主催の「底地・借地売買実務セミナー」の講師を務めさせて頂きましたが、参加者がとっても多いのにはびっくりさせられました。

 このセミナーは第一部を弁護士の江口正夫さんが講師をなさり、私は第二部を担当させて頂きました。江口弁護士から「底地・借地の法的対応とその留意点」のお話があり、その後私の方で「底地・借地物件の妙味とその投資法」というテーマでお話をしました。

 会場には100名を超える人が溢れていました。正直このテーマでこれほど集まるとは思ってもみませんでした。江口弁護士の知名度もあったでしょうけれど、それを考慮してもびっくりです。

 何故これほどの集客があるのかなと考えましたが、セミナーの後参加者のうちのほんの一部ですが、名刺交換させて頂いて、その原因がちょっと分かりました。
 それは、このテーマのセミナーは、多様な受講目的の参加者を集められるということです。名刺交換させて頂いた方には、競売や公売などで、底地・借地の投資を考えている方はもちろんおられましたが、底地を既に多く所有または管理しておられる方もいました。
 さらに不動産コンサル会社でこの分野の権利調整を仕事にしている、もしくはしようとしている方もおられました。

 いろんな思惑の方を集められれば集客力は高まりセミナーとしては成功なのでしょう。
 住宅新報社さんの企画力が優れていた!ということかもしれませんね。
 今後同内容で大阪や名古屋で実施するとのことでした。さてまたまた満員になりますでしょうか。


ボーダーレスのレジデンス

 この8月4~6日、東京ビックサイトで「賃貸不動産フェアー」というイベントがあり、多くの不動産業関連就業者や不動産投資に関心を持つ人々などで溢れてきました

 このイベントでのセミナーやブース展示の中に目立つのが「新しい有効(賃貸)利用策」でした。
 昨今の空室率の上昇がその背景にあります。私の知人会社はサイクリング好きの人専用のシェアハウスという珍しい住宅を提案していました。

 さて外国人向けゲストハウスもその一つです。外国から職など求めて来日する外国人は増加傾向で、昨年も800万人を超える外国人入国者数があり、その受け皿の住宅は確かに必要です。
 ただ最近、このところの世界不況や円高が外国人の住居費の予算低下を招き、独立ワンルームタイプから賃料が安いシェアハウスへの需要シフトが起こっているようです。
 月額賃料10万円を超えるような外国人向けワンルームの稼働率が下がり、シェアハウス型ゲストハウスが好調という現象は都心のワンルーム賃貸マーケット全体にも影響を及ぼしているようです。

 一方港区などの高額賃貸住宅は高給の外国人が多く帰国したこともあってめっきり空室が目立つ状況です。以前の好調な需要を当て込んで新規供給が増加したことも一因でしょう。

 日本の、とりわけ東京圏の住宅賃貸マーケットは、いよいよ外国人入国者に影響されるようになりました。しかも単純に外国人の入国者数の動向というだけでなく、世界景気や為替レートの状況にも影響されます。
 まさに東京レジデンスのボーダーレス化です。


 


蕎麦屋は堅い!

 空室率が上昇するこのご時勢で、まず空室がまず無いのは路面店舗です。このところ競売でも任売でも調査して、入札や購入申し込みをしています。

 路面店舗のみを投資対象とできるのは、その店舗が区分所有になっていることが必要であります。
一棟まるごとではありませんので、流通量が多いわけではありません。実際は分譲マンションの1階の専有部分というのがほとんどでしょう。

 先日、都内某所の区分店舗の任売情報を頂きました。早速現地調査をしてきましたが、そこはお蕎麦屋さんでした。昼時なので店舗内を見るのを兼ねて「ざるそば」を食してみました。
 まさに伝統的な味でありました。このところ年のせいか、どうも油っぽい食べ物への興味が薄れ、日本蕎麦を食べる率が上昇してきました。「日本のおやじは蕎麦好き」というのが実感で理解できるようになりました。

 このお店はマンションが完成以来30年以上営業されているようですが、家族経営のようで堅実さが滲み出ておりました。
 そう言えば近所のお蕎麦屋さんで潰れたという話は聞きません。イタリアンやラーメン店などは、「あれ、いつも間にか看板が変わってる!」なんてことがよくありますが。

 やはり、「日本のおやじの蕎麦好き」に支えられているのでしょう。そう言えば競売物件にも蕎麦屋は見掛けない!やはり蕎麦屋は堅いのであります。
ちなみに「ウィークデイの昼間にお蕎麦屋さんで、文庫本片手に板わさつまんでビールを飲んで、やおらざるそばをゆっくり手繰って・・・」これ実は私のささやかな老後の夢です。(笑)
 


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