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ドタ参多し

 先日名古屋で住宅新報社さんの主催で競売不動産の取得実務のセミナーが開かれました。
3時間ほど一人で講師を務めましたが、話始めて「あれ」と思いました。

 セミナー開催前、参加者は40名と伺っていたのですが、どうも、もうちょっとおられるような気がしてなりません。セミナーも終わり住宅新報社さんのご担当者にお話を伺ったら、何と申し込みをしていない方が5名ほどセミナー開始直前に飛び入り参加されたそうです。

 これまで結構多くのセミナー講師を務めてきましたが、当日になっていきなり参加される土壇場参加がこれほどあるのは珍しいことです。「ドタキャン」ならぬ「ドタ参」であったわけですが、これも競売不動産が増加しているというメディアの報道などの影響ではないかと思います。
 多くの方に聞いてもらえることは大変嬉しいことですが、一方では予約されていた方は全員参加されていたため資料が不足してしまい、ご担当者の方が慌ててコピーに走るなど大わらわだったようです。
 

 最後に参加者の方々にお書き頂いたアンケートでは、お陰様で概ね良好なご評価を頂いたようで「ほっ」としました。8月20日にはまた住宅新報社さん主催のセミナーが大阪で実施されますが、またドタ参があるのでしょうか・・・


ワンルームの引き合い増える

 このところ弊社が扱うワンルームマンションへの引き合いが増えています。

 競売の世界では今、再び入札が活発化してきています。特にマンションに関しては、1物件に70本を越える入札があったりして「えー、こんな時期に?」と思われる方も多くおられるでしょう。

 しかし、現実に不動産市場は活性化しつつあるように思います。これは一つに不動産価格の底打ちしたと感じる方が多くなったことがあります。これについては株価の目に見えた回復なそも影響しているとは思いますが、そのそも不動産取引が多くなるのは需要、特に個人の不動産潜在需要が大きいことにあると思います。

 年金の不安など、老後の生活設計上、家賃が入る不動産は個人にとり魅力的ですし、ことに気質として日本人は好みます。
 キャピタルゲイン狙いの株よりもリターンが少なくてもキャッシュフローのある不動産ということでしょうか。

 


びっくりの大量入札!

 6月4日の東京地裁で72本の入札を集めた物件が登場しました!

 その物件は中野区のマンションで築5年ちょっとの築浅で、3LDKであります。
72本の入札の結果、結果として売却基準価額1468万円の約2.4倍の3500万円強で落札されました。
 不動産不況どこ吹く風のように見える現象です。さて70本以上の入札があったのは03年まで遡ります。03年といえば不動産価格が底打ちし、都心部の土地がファンドバブルでグイグイと上がり始めようとしていたころです。

 ただ03年と違うのは大量入札の対象物件です。03年はいわゆる一棟ものである収益物件でした。とりわけ圧巻であったのは03年7月16日に開札になった、東急大井町線「尾山台」駅至近の一棟物件(1F店舗+1R6戸)に105本の入札が入り、売却基準価額3838万円のところ、その約2.7倍の10200万円で競落されたことです。

 今年に入っての大量入札物件はそのほとんどが築浅のマンションであります。それも億ションなどの高グロス物件ではなく3000万円クラスの一般マンションです。
 もっとも03年当時は結構あった1億円程度の一棟ものは、最近あまり見掛けません。
これはかつては個人投資家のデフォルトによる物件が多かったのですが、今般は個人あっても投資家ではなく、不況による住宅ローン事故、いわば実需物件が中心なので、区分マンションが多いのです。
 
 このマンションへの大量入札は不動産景気回復の兆しなのか・・・
 まだその判断を下すのは早計かも・・・・

 


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