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不動産コンサルティング技能試験他 あり方委員会

 本日 第1回「不動産コンサルティング技能試験・登録制度における試験・更新のあり方委員会」に参加させていただきました。

 この委員会は今行われている「不動産コンサルティング技能試験やその更新」制度を再点検する目的で設けられました。
 たまたま私はこの不動産コンサルティング技能登録」をされた方々に対する専門教育の一部分の講師を担当させて頂いたご縁で実務者の立場で参加させていただきました。
 他に会議には大学の先生や不動産業関連の協会の方々などが参加されています。

 不動産コンサルティング技能試験が始まって16年も月日が流れたようで、時間の経過の早さを感じるのでありますが、一方で不動産コンサルティング技能登録制度は未だ一般社会にはあまり浸透していないのも現実でしょう。

 一般個人や中小企業の不動産の活用や、不動産投資運用に対する相談ニーズは、日々仕事をしていて多くのニーズを感じています。
 しかし、現状の宅建業の枠組みでは、それらのニーズに応えきれないのが現状です。この委員会は今後2~3回開催され、それに基づき早ければ来年度から試験の内容など見直しされるとのことです。

 不動産コンサルティング技能登録制度が、より「役に立つ」制度になって、且つ有能なコンサルタントが輩出され、社会のニーズに応えられるようになればと、微力ながら委員の仕事をしていきたいと思います。


「市況またぎ」マンション

 値段がこなれた新築マンションの販売は順調のようです。しかし価格を下げられないマンションはいまだ在庫と格闘中のようで・・・

 新興マンションデベロッパー「プロパスト」が分譲したJR総武線「本八幡」駅至近のタワーマンションは販売活動当初、人気を集めたようで、昨年4月には完売御礼が公表されました。

 外観や共用部分が素敵なデザインであることもあり、価格の方も坪単価240万円と、立地としては結構お高めでしたが、早期完売であったようです。
 と、思っていたら今、完成した当該マンションに販売中である旨の垂れ幕が掛かっています。
はて、完売ではなかったのか・・・・
 契約後にローンキャンセルなんかが出たので、という理由がこういった場合の売主の説明かと思いますが、実際はそればかりではなく自発的キャンセル住戸もあるのではと思います。

 分譲当時はマンション市況好調で、マンション新価格、あるいは新新価格での強気販売が行われていました。しかし、その物件が完成するころには再び従前価格の相場に逆戻り、いわば「市況またぎ」のマンションです。
 今、デベロッパーは新価格・新新価格の在庫は「エイヤー!」とばかりに3割下げて換金に走っていま
す。しかしこれが容易にできないのが「市況またぎ」売れ残り在庫です。特に半分以上販売済みの物件などは特に難しい局面に立たされます。
 在庫の値引きは既販売済み顧客の手前なかなかできません。少ししか売れていないようなマンションなら既顧客にも値引き分を返金した上で、堂々と値引きして在庫販売をする手もあります。
 しかしある程度売れてしまった物件はそういうわけにもいきません。
高い価格のまま販売を続行して、お客ごとに個別対応(諸費用サービスなど・・・)するようなことで対処せざるを得ないでしょう。
 そうこうしている間に長期完成在庫化していってしまい、ますます売りづらくなります。

「市況またぎ」マンションの苦難はまだまだ続きそうです。


大家さん受難の時代

 最近新聞報道などで「追い出し屋」が取り上げられています。報道では家賃保証会社などが家賃を延滞するテナントを鍵を交換するなどして強引に追い出す行為を強く非難しています。

 脅かし文句を録音したテープを紹介するなどして、その非道を訴えています。さらに市民派チックな弁護士が登場して、「これは立派な法律違反、犯罪であります。」とやっつけ、「裁判手続きを経ずして明渡しはできませんので、取立てを受けたら弁護士にご相談を!」とやります。

 確かにテレビでやっているような強引な明渡しは「自力救済禁止」ですから行えませんし、派遣切りにあったり、母子家庭であったり社会的弱者が追い出しをくらうのはよろしくないと思います。

 しかし、賃料不払いをする賃借人の中には、本来支払わなければならない賃料を支払わないで、その分のお金を遊興費やその他別の費用の支払いに充ててしまう人います。
 いやむしろそういうだらしない賃料延滞者の方が多いのではないでしょうか。

 そういう大人としてのルールを守れない人というのはどういうものでしょうか。
消費者保護は結構ですが、あまりにそれが行き過ぎれば、モラルハザードが進みかねません。
マスコミの報道も追い出されるテナントの取材をするのなら、不当に居座られて泣いている大家さんもきちっと取材してもらいたいものです。

 まさに大家さん受難の時代です。
 そこで提案ですが、追い出されるテナントの駆け込み相談所があるのですから、不良賃借人に居座られて困っている大家さんの駆け込み相談所を設けてはどうでしょうか。
 本当の社会的弱者を守る負担は民間の大家さんではなく、国でなければならないはずです。

 とはいうものの、もちろん本当の弱者に対して血も涙も無い追い出しも良くないのは言うまでもありませんが・・・

 


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