l サラリーマン流 不動産投資道場 l ブログトップページ l セミナー l DVD・CDセミナー l 
プロフィール

カテゴリ一覧
スペースレンタル (12)
プロフィール (1)
リンク集 (1)
不動産オークション (9)
不動産市況関連 (100)
不動産投資顧問 (7)
不動産法制 (11)
不動産金融関連 (16)
底地投資 (9)
店舗投資 (2)
税金関連 (5)
競売について (28)
経済情勢一般 (15)

ブログ内の検索



最近の記事

月別の記事

Syndicate this site (XML)
Powered by
Movable Type 5.12



債務者の「位上げ」

 昨日お取引先が主催されたセミナーに参加させていただきましたところ、金融庁のスタンスについて金融コンサルタントから貴重なご説明を頂きました。

 ご説明によれば、昨年の11月から金融庁が金融機関に対する検査のガイドラインをしめした「金融検査マニュアル」の別冊(中小企業編)が改訂となり、中小企業に対する融資についての扱いが大きく変わったとのことでした。
 それは債務者区分の変更です。改訂前は不良債権と称する融資先は程度が軽い順に1.要管理先(貸倒引当金が債権額の10~40%)2.破綻懸念先(貸倒引当金が債権額の70%程度)3.実質破綻・破綻先(貸倒引当金が債権額の100%)に分類されていましたところ、今回の改訂で1.の要管理先の区分を無くしたとのことです。

 ではそこに分類されていた債務者はどうなったかと言いますと、概ねは要注意先(貸倒引当金が債権額の5%程度)という分類ではあるものの正常融資先に引き上げられたようです。
 つまりこれまで債務超過であったり返済猶予(リスケ)をある融資先の一部については要管理先として不良債権に分類していましたが、それらを正常先に位上げするわけです。
 この効果としては、まず「位上げ」によって銀行は貸倒引当金が大幅に減少し、結果として自己資本比率が上昇することで、融資余力が増加します。そして融資を受けている方としては、これまでより返済猶予などを受けやすくもなります。

 これは中小企業に対する貸し剥がしや貸し渋りを起こさせないための方策であります。数年前竹中政策で、不良債権を厳格に査定し、その処理を急がせたのと対照的な施策です。
 ある意味不良債権の先送り的な感じですが、中小企業にとっては優しい施策と言えましょう。
 ご説明頂いたコンサルタントは銀行の融資部長をご経験されており、具体的な事例も紹介して下さり良く理解できました。

 さてこの施策が不動産市場にどう影響するかと言えば、まずは競売や任売のいわゆる不良債権担保不動産の売却案件が抑制されることが考えられます。
 そして、銀行によっては融資余力が増加したとところで不動産融資を出しやすくなっていく可能性もあります。

 これまで融資スタンスをリスク回避のため、どんどん厳しくしてきた金融機関ですが、ひょっとすると緩む方向になるかもしれません。となれば程度の良い収益不動産は今の「とことん買い手市場」が、やや売り手寄りになることも考えられます。
 しかし一方では不動産ファンドの運用期間終了に伴う処分不動産は増加することもありますので、「売り手市場」とまではいかないとも思われますので、3月以降の不動産市場は微妙な展開になるでしょう。
 
 ともあれ良い物件に対しては取得の決断をしていい環境になってきたとは言えそうです。


個人の不動産投資減税を!

 09年度の予算案の成立がなかなか円滑にはいかないようです。この予算案の中には、最大600万円という住宅ローン減税があります。

 マンション販売が低迷する中、住宅ローン減税拡大はもちろん早期に実施を決定し、世間にアナウンスすべきかと思います。
 ただ、本当は個人の不動産投資が活発になる税制を追加経済対策などで切望します。
 例えば借入金の金利は個人が土地付建物(マンション等含む。)を賃貸経営した場合、土地に対する支払い金利は経費になりません。これはかつて経費として認められていたものです。まずは、これを復活してくれればと思います。
 また、減価償却についても、建物の償却スピードを速める、つまり償却率を大幅に上げてもらいたいです。
 そして青色申告特別控除が大きく取れたり、専従者控除が得られる基準であるいわゆる「5棟10室」の大幅緩和もお願いいたします。マンション5戸所有・賃貸する人にも特典を!です。

 今、個人の将来生活設計の基盤として、サラリーマンであっても、いやサラリーマンであればなおのこと不動産投資、不動産経営は必須の時代となりました。特殊なお金持ちの話ではありません。
 個人の不動産経営をバックアップすれば、個人の金融資産が不動産に流れ、内需型経済を促進すること間違いなしでしょう。
 実需不動産のみならず、投資用不動産についても、個人の購入を応援してもらいたいところです。


頭金不足がネック

 このところ銀行が物件価格の少なくとも1割の自己資金を入れないと、住宅ローンを貸し出さないという風潮になっているようです。

 昨年春ごろまでは、物件価格100%ローンは結構OKだったのですが、ここへきて銀行の姿勢が上記のように変化してきています。

 物件価格100%ローンといっても実際は登記費用や融資手数料・保証料、そして中古物件の場合には仲介手数料が必要ですから、結局物件価格の5%くらいは現金が必要になります。
2000万円くらいのマンションを購入する方は自己資金は少ないのが一般的です。そして、こういた方々の多くは比較対象は賃貸物件で、家賃を払う水準と比較して、どうせなら買ってしまおうかというところです。ですから用意できる自己資金は賃貸に入居するときに必要な敷金相当分くらいの場合も多いのです。
 というところから考えると購入諸費用以外の自己資金、いわゆる頭金を物件価格の10%用意でも必要となれば、諸費用と頭金で物件価格の155程度のキャッシュが必要になって、多くの賃貸との比較組がマンションを購入できないことになるわけです。

 住宅ローン減税拡大も結構ですが、返済計画さえ問題なければ、何とか頭金がなくても購入できるようなファイナンスを用意してくれれば、有用な景気刺激策になるんですが・・・
 やはり銀行さんが鍵を握っているようです。

 
 


l 不動産投資道場TOP l ワイズ不動産投資顧問 l オフィシャルブログ l
Copyright 2004-2005 Fudousantoushi-Dojo All rights reserved.