昨年は東京地裁の競売市場は10年ぶりの競落率ダウンでした。10年前と言えばファンドビジネスが先端的でした。
2000年を目の前にして、復活しかけた日本経済が再び下降しました。その後2003年りそな銀行への資本注入を境にようやく回復へ向かいました。
この回復を下支えしたのが、不動産ファンドによる不動産投資の活発化でした。特に「ハゲタカ」と称された外資ファンドの安値での叩き買いは日本国民の神経を逆撫でした感もありましたが、結果として不動産市場の活性化を導きました。
今不動産市況は急激な下降局面になり、再び我が国はピンチを迎えました。しかし今回は前回と違って「ハゲタカ」の姿が見えません。
海の向こうで「ハゲタカ」はすっかり痩せて、飛んでくる力はありません。
今巷には、開発頓挫の土地や古ビルそして不動産ファンド向に建てられたビルなどが引き取り手を捜して彷徨っています。
区分の中古マンションなどのように個人が住宅ローンを利用して買える物件は、そうは言っても値段が付きます。しかし、ファンド向け物件などは値を付ける者が不在の状態であります。
足元を見て叩いて買うにしろ、値段を付けてくれるところがあれば、そこがスタート地点になるのですが・・・ 外からのハゲタカが懐かしいところではありますが、ここは一つ国内産で、大いに買いむかえる「鷹」を期待したいところです。







