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プロフィール

1980年
 ・ 慶応義塾大学経済学部卒業
1980年
 ・ 三井不動産販売株式会社勤務 
1985年
 ・ 株式会社リクルートコスモス勤務

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主な著書


サラリーマンが地主になって
儲ける方法


プロが教える
「競売不動産の上手な入手法」


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 一棟物件広告

 今朝の日経新聞に野村不動産アーバネットの新聞広告が大きく掲載されていました。内容は一棟物件の集合広告です。マンションやら商業ビルやら、ほとんどが数億円くらいの規模のものです。

 先日も他社の一棟物件の集合広告がやはり日経新聞に載っていました。このところ一棟物件の合広告が目に付きます。果たして広告の効果はどんなものなのか知りたいところです。

 さて、こういった数億円の一棟売却物件が世間にダブついているようです。何故か・・・これまでこういった物件は不動産ファンドが強力な買い手でした。銀行からノンリコースローンを引いて、エクイティは投資家から募り、旺盛に収益物件を不動産ファンドはこれまで買ってきました。

 しかし、ここへきて様子が一変しています。まずは金融機関が不動産ファンド向けの融資を絞ってきています。そしてエクイティ投資家は株式市場などの低迷から資金に余裕が無くなってきており、不動産ファンドの組成がままならなくなっています。
 不動産ファンドに販売しようとして一棟物件を仕入れてきた会社は力強い買い手であった不動産ファンドが不在となり困ってきている状況です。
 さらに既存の不動産ファンドが徐々にファンド運用期間を終了し始めてきています。先に記したように金融機関が不動産ファンド向け融資に慎重になってきていることから、これら不動産ファンドは期間更新して運用を継続しにくくなっています。こういった不動産ファンドは保有する一棟物件を売却し、ファンドを終了させなければなりません。つまり多くの不動産ファンドは一棟物件の「買い手」ではなく「売り手」になっているのです。

 そもそも多くの不動産ファンドは一棟物件などをどんどん買って資産規模を大きくしてREITに売却するか、REITを作ってそこに買わせようとの目論見でした。しかしREITは一物件数十億円といったものが投資対象の中心となり、一棟あたり数億円といった規模のものははコスト面などから購入できないことが明らかになったのです。 つまり多くの不動産ファンドがREITへの梯子を外された形になり、結局この面からも市場で処分せざるをえなくなっています。

 といったことで一棟物件売却物件、特に数億円クラスのものは市場にだぶつき気味なのです。しかしどの物件もちょっとしたお金持ちのぐらいの個人などでは買いきれない大きな買い物です。
 数億円一棟物件君はどこへ行くのでしょうか。
 

 




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