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東急リバブルさん集合広告

 9月22日の日経新聞に1棟マンションの集合広告が掲載されていました。全部で12物件売却価格の総額は70億円を超えています。

 しかもその12物件のうち6物件は港区、次に4物件が渋谷区、残り2物件が新宿区と千代田区に立地すると言う好立地物件群です。
 ところでこの広告を見て思い出したことがあります。それは筆者がリクルートコスモス(現コスモスイニシア)に在職していた1990年頃同じような1棟マンションの集合販売広告企画があったことです。

 当時分譲予定で仕入れた土地について建築着工後、1棟丸ごと購入してくれる投資家さんが広告してないのにもかかわらず登場してくれて、容易にそのまま売れることがままありました。
 当時は事業不動産の買換特例の関係で郊外(既成市街地外)の1棟売りも盛んでした。1棟で販売できれば分譲の手間が掛からず担当者も楽な仕事です。

 ただバブル華やかなりし日々の終わりに近くなると1棟売りも黙ってても売れる陽気でなくなりました。そこで新聞広告、当時はそれも1面全面広告を打つに至ったのでした。今回の東急リバブルさんと同じように好立地物件を前面に出して・・・
 結果広告効果はそこそこあって何物件かは売れていきましたが、その後程なくご存知バブル崩壊です。今回のこういった広告が「崩壊の予兆」でなければと思う次第であります。
 


岡三証券さんの資料

 弊社のお取引先(エーディーワークス)がこのたびジャスダックへの上場が決定しました。10月19日に公開される予定です。

 エーディーワークスさんは不動産流動化事業や鑑定業を主力とする会社さんです。弊社もチビッコ株主でありましたので、今般の公開は嬉しいことであります。
 と、そこへ1通のDMが送られてきました。見ると岡三証券さんの投資営業部さんからです。
 
 送ってこられた資料は「株券不発行制度への移行について」の冊子と「ブックビルディング及び初値と公開後の株価推移2007年」という資料でした。
 エーディーワークスの目論見書に弊社の名前があったのでこれらの資料を送付されたようです。
種々取引を、特には公開後の株式売買について取引できないかという思惑でのDMのようです。
 なかなか熱心な営業で、感心しましたが、それより送られた先の「ブックビルディング・・・・・」の内容
が気になりました。
 今年2月から各種株式市場へ上場した銘柄の7割程度は公開価格より現在の株価が低い状況なのです。更に公開初値に対してはもっと悲惨で8割程度低い有様で、中には僅か半年で4分の1になっちゃった銘柄もあります。

 これを見ると新規株式公開会社には手を出すなということになります。随分夢の無い状況になったものだと思った次第です。


遂に財閥系まで

 不動産株が低調です。株全体が調整局面のようですが、その中でも不動産会社の株の下げがきつい状況になってきました。

 去る8月9日の本ブログで、「不動産会社の株、とりわけ新興不動産会社の株の下げが土地相場が天井を打ったのを反映しているのでは」という趣旨の内容を書きました。

 その後約1ヶ月で、遂に財閥系不動産会社の株価も下降トレンドに入りました。三井不動産、三菱地所、住友不動産などの株はもちろんのこと、これまで堅調であった三井不動産系REIT(日本ビルファンド)や三菱地所系REIT(ジャパンリアルエステート)についても下がり気味です。

 サブプライム問題などの影響もあるでしょうが、それにしても不動産株の下げは顕著です。金利も確かに上昇トレンドとは言えますが、今のところはそれも落ち着いています。なのになぜ下げるのか・・・

 一つの要因として外国人が、売りに転じていることがあるようです。それではなぜ売りに出るのかというと、その要因の一つに日本の土地に天井感が出ていると見ていることにありそうです。
 事実郊外新築分譲マンションの売れ行きは俄然低調になってきていますし、都心の転売が繰り返された土地もいよいよ回転せず、在庫化してきています。

 リクルート創業者 江副浩正氏の近著「不動産は値下がりする!」は正にタイムリーな書籍に思えます。(確かに東京の土地は再開発などで生産され続けていますので、需要が追いつかなくなりそうです。)
 また、分譲マンションもこれまで供給され続け需要の先食いをしてきましたので、その「おつり」がきてもおかしくない状況でもあります。
 不動産投資も熟慮を要する時代になりました。


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