本日あるメルマガの「月夜の遠吠え/村田真のマンション管理編集記
「二つの老い」が迫るマンションの管理を誰が引き受けるのか?」という記事に目を引かれました。
古いマンションは管理を引き受ける管理会社がいなくなるというのです。
マンションの「二つの老化」が話題になってきました。二つの老化とは1つはマンションの設備などの老朽化で、もう一つがマンションの入居者の老化です。
かつて表参道沿いにあった同潤会青山アパートも建物の老朽化が激しく随分以前より建替えが叫ばれていました。関東大震災を受けて作られた歴史建造物ということで保存運動もおきましたが、ついには「表参道ヒルズ」となって生まれ変わりました。
青山アパートのように抜群の立地であれば建物や入居者が老化したとしても建替えが推進されます。
しかし、例えば多摩ニュータウンのようなところでは老化した入居者の移転費用や建築コストをカバーできるほどの収益を建替えによって得られないように思えます。
さらに冒頭の記事のように空室が増えていけば管理費も容易に集まらず、ゆくゆくは管理の担い手もなくなりそうです。
また人間は確実に老いてゆき、そして老いとともに生活の変化を伴う引越しはしにくくなります。(受け入れる移転先も老人、特に独居老人は敬遠されます。)この面からも老化が進展たマンションの建替えは容易ではありません。
今後二つの老化が顕著になった、特に団地マンションがある地域は建物の建替えなどが進まないことによりゴーストタウン化し、活気が失われていくことになりましょう。
こういった地域の不動産は残念ながら投資不適と言わざるを得ません。

