日本の企業グループといえば旧財閥です。その中でも三井グループ、三菱グループは代表格と言えましょう。ただこのところの流れとして、三井住友銀行の誕生などのように旧財閥系会社同士であっとしても統合するようになってきています。
こういったことは、経済が国際化したきたことから、国際競争力の観点から「背に腹は変えられず。」といったことから起こっていることでしょう。
そういった風潮の中、不動産業界を眺めてみると、財閥系、とりわけ三井不動産と三菱地所の張り合い方はますます顕著になっているように思えます。
そう感じられるのは、まずこのところの東京の再開発の状況においてです。三菱さんが丸ビル、新丸ビルなど丸の内開発を活発に推進しているのに対し三井さんは三井タワーや東京ミッドタウンで応酬してます。
次にリート分野に関しては三井さんのNBF と三菱さんのJREはまさにリートの二横綱というべき存在です。また17日の日経夕刊にアウトレットモールのことが書いてありましたが、この分野も三井さん対三菱さん(多くのアウトレットモールを運営している「チェルシージャパン」の大株主は三菱地所です。)の張り合い状況であります。
さてこの2社を比べれば、まずビル事業系では東京の大トロを押さえた三菱さんが有利な戦いを進めている感があります。しかし住宅分野(新築&流通)に関しては三井さんが圧倒しています。(三菱さんは藤和不動産を傘下に収めることで対抗?)
私がこの2社に持つイメージはオフェンス重視の三井さん、ディフェンス重視の三菱さんといったところでしょうか。いずれにしろこの2社の張り合いには今後も注目したいところです。







