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プロフィール

1980年
 ・ 慶応義塾大学経済学部卒業
1980年
 ・ 三井不動産販売株式会社勤務 
1985年
 ・ 株式会社リクルートコスモス勤務

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競売不動産の上手な入手法
改訂第9版


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 サラ金ビルのピンチ

 世間ではいわゆる「グレーゾーン金利撤廃」について概ね歓迎の様子で、法律改正は決定的な感じであります。これによってサラ金地獄に陥って自殺なんかしてしまう不幸な方が減れば良いとは思います。しかし一方消費者金融業者の経営はかなり苦境に立たされるようです。

 私の知り合いで貸金業を古くから営んでいる方曰く「大手以外の消費者金融業者は3年以内にほとんど廃業することになるだろう。」とのこと。

 そこで思いを馳せたのが繁華街や幹線道路沿いなどにあるサラ金ビルであります。消費者金融業者が一件でもテナントに入ったりすると、一般業種のテナントがつきにくくなって、結局全館サラ金がテナントとなってしまうビルも多く見かけます。そういった点では風俗ビルやバービルと同じです。

 サラ金ビルはオフィス市況が悪い時代、高額賃料で借りてくれる救世主テナントという側面もあって、投資家の中には敢えてサラ金ビルに投資する方もおられました。

 しかし消費者金融業者の凋落によってサラ金ビルは1件2件と空室が生じることでしょう。いっそのこと全部いっぺんに解約になればビルのイメージを一新して異業種の誘致もできましょうが、体力が比較的ある業者がチラホラ残ると、発生した空室を埋めるのは難しくなります。

 まさにグレーゾーン金利撤廃が空室率を上げるという「風が吹けば桶屋が儲かる」的現象が生じるかもしれませんね。まあ空室が増えるのは仕方がない部分がありますが、サラ金を駆け込み寺にしていた消費者が暴力金融の餌食になることだけは無いように願いたいものです。




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