梅田望夫氏著「ウェブ進化論」を読みました。インターネットの知識が少ない私にとっては随分と難しい本かと思いましたが、意外に分かりやすく今、そしてこれからのインターネット社会の課題などが少なからず理解できました。
これを読むきっかけの一つに「グーグルマップ」を知ったことがあります。世界中の航空写真が無料で閲覧できるこのサービスに驚きました。しかもその地図情報ソースを利用して自分なりに加工もできるところもビックリでした。
これからのインターネットビジネスは、手元のPCのグレードアップなどの「こちら側」から情報発電所なる巨大センターコンピューターによるサービスである「あちら側」に重心が移ろうとしているという解説はまさに芯を食った内容に思えました。
「こちら側」サービスの覇者マイクロソフトに「あちら側」追求のグーグルのせめぎあいという図式も鮮やかに理解できました。いやはや魂の1冊かと思った次第です。
しかし、これを読んでも不動産ビジネス、特に不動産投資物件探索などにおけるインターネットとの融合性はイメージがつきにくいところです。やはりビジネスになる不動産は「オープン情報」より「水面下情報」である現実があるからでしょう。外資の参入などで変化しそうな気もしますが、どうも急激な変化はないような気がします。
私はむしろ不動産をめぐるビジネスプレーヤーや投資家という、「モノ」ではなくて「人」の情報(最近の投資行動や仕事内容、社長や社員のプロフィールなど)をオープンにしていくのがこの業界にとって結構有用にインターネットの活用できる途ではかと思う次第です。人と人を融合させてからモノの流通が始まる、不動産ってそういう側面が少なからずありますものね。
そう言えば身内の話で恐縮ですが不動産の仕事は「人心」を取り扱う仕事であると、私の父も申しておりましたし・・・・







