弊社と従前より情報交換などさせて頂いている業界メディアである「住宅九州新聞社」さんから第200号が送られてきました。これは弊社が纏めている東京地裁の競落データを掲載頂いたからです。
弊社の東京地裁の平成18年上半期の競落データの横に福岡地裁久留米支部と小倉支部の同時期の競落データが紹介されていました。
それを見て驚いたのが、競売不動産再販事業で株式公開を果たした「やすらぎ」さんが大量に落札されていることです。特に小倉支部は競落件数第1位で全競落件数101件のうちの約4分の1にあたる25件を競落されていました。(ちなみに総落札額は約30200万円なので1件当たりは1200万円強)
この会社さんはとても面白い沿革をお持ちです。そもそも石材業、つまりお墓の石を販売されていました。それが競売不動産、中でも戸建住宅を中心にした競落&リフォーム販売の会社に見事変身されたのです。
さらに今でも本社がそうなのですが群馬県桐生市が本拠でした。その会社さんが競売不動産のリニューアル再販事業で業績を伸ばされ、株式を公開されたわけですが、その上場先の証券取引所は名古屋証券取引所でした。
そしてさらに今もっとも商品(競売不動産)の取扱割合が大きいエリアは、何と西日本のようです。とりわけ九州はお得意地域ということのようです。
東京や大阪の大都市圏では競売市場は過当競争で競落できる可能性は低い、よってより競落しやすい地方へシフトなさった結果なのだと思います。
そのときの社会情勢に合わせて素直に業態や営業エリアを変えていく、そんな柔軟さをこの会社さんは持っておられます。こういうことってなかなか思っていてもできませんよね。