プロフィール

和合実(ペンネーム)1959年大阪生まれ。神戸大学大学院法学研究科修了。
8年ほど国税調査官等として所得税・法人税の調査に従事後、建設会社へ転職し土地活用の提案型営業を行う。
2004年からは、関西で不動産勉強会「トレジャー(宝物)発見勉強会」を立ち上げ、講師を務める。2006年3月に「収益不動産所有の極意」(清文社)を出版。収益不動産のアドバイザーとして活躍中。


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 銀行の理屈を知る! 《パート1》

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自己資金が1000万円あるAさんとBさんがいます。
AさんもBさんも不動産投資を始めたいと思っています。

でもそのためには銀行の融資を受けることが条件となります。

そこでAさんは区分所有マンションを購入して賃貸することから始めようと考えていました。
大手銀行は融資に際し、Aさんの年収や資産背景を見て融資を検討しました。Aさんは住宅ローンもあり、所得に対するローン返済率は30%に達しています。そうしますと、Aさんが投資用に購入したいと思っている区分所有マンションの価額が2500万円でも、融資に対する銀行の姿勢は消極的です。金利も高めになります。

一方、Bさんは

はじめから1棟もののマンションの購入を考えています。価額は8千万円です。戸数はワンルーム12戸です。でも銀行はBさんへの融資に前向きです。Bさんの収入もAさんとほとんど変わりません。住宅ローンも同じくあります。その返済率は25%です。

一般論では、Aさんが受ける融資額の方が少なくなりますから、銀行の貸し出しリスクはBさんに融資をするより小さいと思えるのですが、実はBさんに貸すほうがリスクは低いと銀行は考えるのです。この理屈を知ってご自身の不動産投資を検討してください。

その理屈のわかる人でないと、ある面、不動産投資をわかっていないということになります。銀行の理屈が正しいかどうかは別です。現実に融資を受けようとするなら、銀行の理屈を知らないといけないということです。

この続きは次回にします。 

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