ふと思ったのですが、1998年に破綻した金融界のドリームチーム ロング・ターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)が駆使した金融取引 債券アービトラージって実は不動産投資と基本構造が同じかも…と。
アービトラージは裁定取引です。
債券アービトラージなら、過去同じ値動きをする2種類の債券に価格差(スプレッド)が生じたとき、価格が低い方の債券を買い(ロング)、高い方の債券を売り(ショート)を同時に持つロングショートのポジション。2つの債券が同程度の価格に収斂したところで、各債券を反対売買で相殺すれば、”さや”が抜けるという訳です。
これだと、金利の上げ(債券価格の下落)、下げ(債券価格の上昇)にかかわらず、比較的小さいリスクで債券投資ができる…そうです。そして、これにレバレッジをかければ、ノーベル経済学賞お墨付きの金融取引。(後にこれが原因で破綻したが…)
これって、頭金の少ない不動産投資に似ていませんか?
不動産も家賃というクーポンを発行する利付き債券、借金を債券の発行(自分で発行した債券を銀行に買ってもらう)だとすれば、正に債券アービトラージだ!
海外では元本を契約終了時に一括して返済する借入が多いようで、そうなるとますます、サヤ取りですね。
不動産のネット利回りと借入金利の適正スプレッドが何パーセントかわかりませんが、明らかにギャップが大きいときは不動産の買い時!なのかも知れません。
逆に、思い返せば不動産バブルの時は不動産のネット利回り0%、借入金利7%なんて取引が横行していたので長期に保有すれば恐ろしいことになるに決まってますね。後講釈だけど。
ただ、不動産のクーポン(家賃)や元本(物件価値)は経年劣化やその他の事情で下落することを考えると相当の適正ギャップが必要だなぁと改めて思うのでした。
そー言えば、2000年頃は大きなギャップがあったから良い買い場だったんだろうなぁ。後講釈だけど…。



