今まであまり表だって話したことはないのですが、減価償却を使って節税をしていく
という方法があります。
5月21日付の記事「キャッシュフローとPLの関係」に関することですが、
キャッシュフローをプラスにし、PLをマイナスにすることが最も効率が良いという
話をしました。
キャッシュフローがプラス(A)でPLもプラス(B)の場合、手元に残るキャッシュは
A-B×税率
となります。
単純にキャッシュフローから、税金が引かれるということです。
しかし、キャッシュフローがプラス(A)でPLがマイナス(B)であれば、手元に残るキャッシュは
A+B×税率
となり、「B×税率部分」がそのまま節税されることになります。
特に、所得が高い方の場合は、この税率が高いので、戻る金額も大きく、節税
額は大きくなります。
では、このキャッシュフローがプラスでPLがマイナスという状態を作るためにはどうすれば
良いのでしょうか?
・減価償却を大きく取れる物件を取得すること
・借入期間を償却年数以上に長くとること
この二点になります。
もちろん、償却が終わったのちはPL上の利益が出るようになりますので、調節が必要
ですが、向う何年かの所得が高い方、利益の出る企業には有効な方法であることは
間違いありません。
そして、時期の良い時に売却して益出しをすることで、将来的に個人(企業)の
業績をコントロールすることも出来ます。
このように、税金を調節するための方法として収益物件は有効です。
似たようなものに、オペレーティングリース(以前のレバレッジドリース)があります。
これは、航空機(ジャンボ)や船舶に投資をする昔からある手法です。
(最近は以前に比べると償却額等において厳しくなっています)
これも無効2年とか3年間に償却を多くとって節税をするというスキームですが、
この場合は、収益物件のようにメリットだけではなくデメリットもあります。
・資金の借入が出来ない(以前は出来た)
・益出しのタイミングを調節出来ない(例えば、10年後のように固定される)
この辺は長くなるので省略しますが、利益の出ている企業経営者の方であれば
良くお分かりのことと思います。
一度、セミナー等で、収益物件による節税とオペレーティングリースの節税に
ついての比較を行いたいと思います。




