昨日、参議院議員中山恭子先生の勉強会「日本文化による国際貢献を考える会」に
出席しました。
毎回日本文化について考える勉強会で一流の講師の方を読んで勉強していて
10回目でした。
今回の講師は、法政大学特別教授のヨーゼフ・クライナー先生。
「近世ヨーロッパの形成への日本文化の貢献
~モーツアルトは日本について何を知っていたのか~」
というタイトル。
クライナー先生はウィーン大学やボン大学等で一貫して日本文化の研究をされてきた方。
お話をお伺いして、日本人で本当に良かったと思うと同時に日本人であることを改めて
誇りに思いました。
<内容抜粋>
・近世日本の文化は、鎖国状態であったが、決して国を閉ざしていたわけではなく、長崎を
窓口に文化の流入、更には文化の輸出が積極的に行われた。
「日本の文化は終着駅文化ではない」
(具体例)
・漆は近世ヨーロッパの王族の超嗜好品として大事にされた(マリーアントワネット)
*マリーアントワネットが京都の店に商品を発注している
・鎧も同様(徳川家康はルドルフ二世、フェリペ二世にそれぞれ送っている)
ステイタスシンボルとして重宝
・屏風
・着物 近世ヨーロッパでは着物が大流行
初めに持ち込んだのは、天正少年使節団、伊達使節団(支倉常長)
現在のガウンの原型は着物にあるという説が有効
・煎茶の茶碗がマイセンの元になった
・思想面 ケンペル「日本誌」⇒ヨーロッパの思想史への影響大
例)カント「永久の平和について」
・日本文学 柳亭種彦
・道徳 ヨーロッパの模範になった
さらにモーツアルトの「魔笛」には日本の影響が色濃く見える。
イエズス会演劇では、大友宗麟、高山右近等が上演されている。
以上を総括すると、近世日本の存在なくして近世ヨーロッパは在りえない。
というまとめをされていました。
日本という国柄が生んだ文化が世界の中心にあるということです。
まさに明治大帝がお示しされた
「我カ國体ノ精華」
であると言えます。
これは、日本の風土、歴史が総体として織りなすもので、決して他国では真似のできない
一種の「芸術」です。
だからこそ、ヨーロッパの王族・貴族からの尊敬を一手に集めることが出来たのでしょう。
非常に勉強になるお話でまた参加してみたいと思います。
今日は水曜日休日ですので文化のお話を書きました。