安岡正篤氏の著作を読んでいました。
その中で「大和なるもの」という表現が目に留まりました。
聖徳太子の昔から「和をもって貴しとする」ことが日本文化であると言うのが
趣旨です。
人間と人間、人間と自然、国民と国家等々全て調和を基本とする
関係でとらえるのが日本の良さであると。
まさにその通り。
何事も「お互いさま」が日本人の特性です。
その対極をなすのが革命という思想であると。
常に敵と味方の闘争思想。
安岡氏はその原因をマルクス(マルキシズム)に求めています。
この本が書かれたのは昭和40年ごろのようですが、今の日本が直面している状況
を言い当てています。
何をするにも、責任、損害賠償、訴訟等々。
「お互い様」の精神が忘れ去られ、自己中心の社会、争いの社会へ。
本来は対であるはずの自己の義務は放棄し権利を要求する社会へ。
例えば、
不動産取引における損害賠償。
労働訴訟。
更新料訴訟 等々
全て自己中心性が生み出すものです。
この国も対立関係でしか物事をとらえられない社会になってきているという
さみしい現実があります。
その中でも、当社および私個人は、常に「大和なるもの」を胸に日々過ごして
いきたいですね。
「お互いさま」の精神を忘れないように。




