今日の日経新聞の一面に出ていましたが、八重洲のパシフィックセンチュリープレイス(PCP)
の売買が成立した模様です。
価格は1400億円。
買主は、セキュアードキャピタル。
昨年の丸の内AIU本社ビル(1000億円)以来の久しぶりの大型取引です。
このビル、3年前にダヴィンチが2000億円で取得して話題になり、今年9月末日の償還期限に
返済できず、シニアローンを出していた銀行(新生銀行)管理下になっていた案件です。
取得当時のNOIが2.5%ですから、賃料が同額とすればNOI3.57%となります。
しかし、おそらく賃料は下落していますので、NOI3%くらいのイメージでしょうか。
私の感じとしては、思ったより高いなというのが正直な感想です。
1200億円で買いが入っているということは聞いていましたが、決まった値段は200億円UP.
思ったよりは良い値段です。
東京駅徒歩1分ですので、立地は申し分ないでしょうし、他にこのクラスの優良ビルが少ないのも
事実です。
しかし、この取引をもって不動産市況が回復していくのでは?という論調には否定的です。
この取引は、例外と見るのが妥当でしょう。
なぜならお金が出ないからです。
金融機関の貸し渋りは日に日にひどくなっているのが実情です。
不動産価格は、基本的には資金の量と比例していきますので、資金が絞られている現在は
どちらかというと価格は下がる方向です。






