今年も残すところあとわずかとなりました。
今年一年間の不動産市況はまさしく激動の年となりました。
昨年米国に端を発したサブプライムローンの影響がわずか数ヶ月で世界中を席巻し、
急激に世界先進国の経済を苦境に陥れました。
日本においても上場不動産会社が次々と倒産するという、近年には例を見ないほどの
激震が襲いました。
そのほとんどがいわゆる黒字倒産というもので、資金繰り(金融)に注目が集まりました。
現在の日本における不動産市況は、2002年~2003年の市況まで落ち込んでいます。
どのくらいの市況かといえば、1999年~2001年にかけてバブル崩壊後の大底を経験した
タイミングから若干上がった程度の状況です。
つまり、バブル崩壊後数年間に渡って下がり続けた底の状況にわずか数ヶ月で達してしまって
いる状況です。
では来年2009年の不動産市況はどうなるでしょうか?
一番重要なポイントは銀行の貸出姿勢です。
不動産は銀行融資が出なければ動きませんので、単純に考えて
「銀行の不動産融資再開=不動産価格の上昇」 という流れになるでしょう。
しかし、世界レベルのこの金融混乱はしばらく続くことが予想されます。
ということは、銀行は3月決算までは積極的な姿勢を取れないことが予想されます。
現在の銀行の最大のネックは引当金を計上しなければいけないことですので、大幅な
貸し出しは期待できません。
ターニングポイントがくるとすれば、3月決算後ではないかと考えています。
ただ、現在の状況からするとそう簡単に上向くとは考えられず、また現在の経済情勢は
海外とも切り離すことができないため、米国の民主党の政権運営(景気対策)ともリンク
してくることは間違いありません。
ひとつ言える事は、貨幣に対して著しく評価の下がっている不動産は、
千載一遇のチャンスだと思います。
これは、投資用もそうですし、住宅も同様です。
私自身、投資用はもちろんですが、今住宅を買わないでいつ買うのか、と思っており、
来年は自宅を購入する予定です。
いずれにしても、激動の不動産市況から来年も目が離せない状況です。






