プロフィール

さいたま市において主に収益用不動産の売買・仲介事業を営むかたわら、自らも不動産投資
にチャレンジしている32歳筆者による日記です。

日々の投資用不動産仲介現場(取引事例)や大家業から感じる不動産投資についての気づきや思いを書いたり、大家を夢見る方にとって学びになるような不動産にまつわるお話・ノウハウを紹介していければと思っています。

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主な著書

年収1000万円から始める
「アパート事業」による
資産形成入門
重版(2刷)決定!


空室率40%時代を生き抜く!
「利益最大化」を実現する
アパート経営の方程式


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 企業にとってのIPOとは?

最近、VC(ベンチャーキャピタル)の方とお話をする機会がありました。

最近の市況はサブプライムの影響もあり、かなり厳しくなっているとのこと、

ベンチャー企業が市場から資金を調達するのが難しくなっているようです。

私自身、会社を興すときからIPOを念頭には置いていないため、あまりVCには

興味はなかったのですが、たまにお話を伺うと考えさせられるとこともありました。

(VCを入れると言うことは、必然的にIPOを目指すということになります。

最近は出口をIPOではなく、大企業への売却も事例としては増えているようですが。)

私が考えさせられたことは、会社は何のため、誰のためにあるのか?ということです。

基本的に会社(企業)は社会のニーズに応えるために存続するものだと考えております。

社会の、そして人々のニーズがあり、それに対するモノやサービスを提供することで

その会社の存在意義があるのです。

そして、そのモノやサービスを提供し続けることで企業が存続できるし、存続し続けなければ

いけないのではないかと思います。

つまり企業は長期的に社会に役立っていく義務があると思います。

それが、VCを入れることで、思惑が複雑になってきます。

VCは基本的に数年間の短期でのIPOもしくはM&Aによるキャピタルゲインを得ることを前提

とした投資になります。その会社が長期的にどのような社会的意義を果たしていくか、

ではなく、短期でどれだけ儲けられるか、がポイントになってきます。

私は、決してすべての会社がVCを入れるのに否定的になる必要はないと思います。

実際大きな設備投資が必要な会社にとっては、VCなくてはスタートアップできないでしょう。

例えば、最近ではイーモバイルなどは、スタートアップ時に3000億円以上をVCから調達

しています。

しかし、そのような会社は例外で、私の独断ですが、世の中のほとんどの会社はVC(ひいてはIPO)

など必要ないのではないでしょうか。日本ではもともと間接金融がVC的な役割を担ってきたという

歴史もあります。特に当社のある埼玉県は、現在の知事の意向もあり、埼玉の地方銀行は

積極的に創業資金を出しております。スタートアップ企業にとっては非常に良い県ですね。

では、何のために多くの企業がVCを入れる(=IPOを目指す)かと言えば、創業者利益のため

というのが大きいようです。

実際、先日お話したVCの方が言うには、提案に来る会社の半分以上は創業者のキャピタルゲインが

目的と言うことでした。確かに365日寝ないで仕事をし続ける創業者にとっては、数億円~数十億円

のキャピタルゲインは魅力に見えます。

私からすると、創業者が株を(割合にもよりますが)手放した瞬間にその会社は別のものに

なってしまいます。創業者が思い描く、その会社の果たす役割がそこで断絶してしまう

ような気がします。ひいては、提供するモノやサービスの内容が異なってしますのではないか

という気がしてなりません。まして、昨今の株式市場は企業の状況を見据えた投資がなされて

いるという気もしません。ネットでトレードできるため、短期の投機目的の売買が横行している

現状では、正常な(と言っては御幣があるのでしょうが)株式市場とはいえないと思います。


すると、会社は何のために存続するか、というところに戻ります。

会社は、資本主義的に言えば当たり前ですが株主のもの、だけれども社会に役立つもの

でなければならない、ということで私自身はオーナー企業(非公開企業)であることが、そのため

には必要なのではないか、と考えます。

もしくは、超大手企業のように、株の持分割合が最大でも2%とかの系列会社のみ

という形でしょうか。

これは私のあくまでも独断ですので、決して正しいわけではないでしょう。


しかし、いずれにしましても、当社はIPOする必要もなく、する気もない、と言うことだけは

確かです。間接金融でやっていくことで、より良質なサービスを社会にそしてお客様に

提供し続けることができると考えるからです。





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