こんにちは、竹之内です。
数社から見積を手に入れることができました。
また、100社電話作戦で、工務店との会話もスムーズになってきました。
こんな感じで・・・。
●Before
工務店 :「建設地の地盤は如何でしょうか?」
私 :「そういえば、近所で隣の建設工事中に傾いてしまった家がありました。」
工務店 :「N値はどの程度ございましたか?」※1
私 :「えぬ値・・・?なんですか、それ?」
●After
工務店 :「建設地の地盤は如何でしょうか?」
私 :「そういえば、近所で隣の建設工事中に傾いてしまった家がありました。
先週、スウェーデン式で地質調査をしたところ、大変軟弱な地層がありました。」
工務店 :「そうですか。他の地域ではRCが主流なんですが、
川崎の南部は地盤の関係でS造が多いんですよ。」※2
私 :「そのようですね。只今、正確な地質調査の手配をしておりますが、
設計士とは、杭ではなく、地盤改良で行こうと話しております。」
※1 N値。地盤の固さを示す指標の一つ。
※2 RC(造)は鉄筋コンクリート造。S造は鉄骨造のことです。
と、受け答えもちょっと様になってきました。
それと同時にコストダウンの基本シナリオも出来てきました。
そのシナリオとは
①詳細仕様を明確にしながら、しっかりした見積及び対応の会社を絞り込む
②見積と同時にVEを提案して頂く ※3
③2社たたき合いの構図か、お願いベースで最終交渉
※3
VE提案とはコストダウンの手法で、見積もりしていただく会社から仕様ダウンと
コストダウンを提案して頂く方法です。
例えば、こちらが要求した仕様より安価な工法を提案して頂く。
それで同等以上の性能を維持できれば、コストダウンが成立するという方法です。
集まりつつある見積をチェックしてみると、大きく2通りありました。
一つは相当分厚い積算表が添付されており、かなり緻密な積算作業がうかがえます。
それに、VE提案もたくさん、質の良いものがリストアップされています。
もう一方は、詳細な積算表は添付されておらず、○○工事一式○○円という包括的な見積です。
薄っぺらな見積書で、あまり良い印象は受けません。
VE提案も設計意図を全く理解していないような質の悪いものが多かったと記憶しています。
恐らく、後者に工事をお願いしたら、後から膨大な金額の追加費用を請求されていたと思います。
実はこの時点で、実質的なコストダウンのシナリオが破綻していました。
きちっと積算した見積書を作成し、ここにお願いしたい!と思える会社が1社しかありませんでした。実質的に選べる選択肢がありませんでした。
この会社に逃げられたら、頼めるところがありません・・・。
作ったばかりのシナリオがもう風前の灯火です。
とりあえず、余りお願いしたいと思えない会社ともVE提案、
コストダウンの交渉を継続しながら、次の手を探りました。
少しでも選択肢を温存したかったのでそのまま進めましたが、
結果、設計をお願いした後輩の田中くんには相当の負荷がかかったと思います。
(田中くん、申し訳ない!)
次回はちょっと本題から離れて、コストダウンの実例についてご紹介してみたいと思います。。
では!
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