父がもつ都内新橋にあるオフィス向けの区分所有の客付けが苦戦していると聞いたのが年末。
空室になって半年。
いろいろ聞くと数十年前に購入した会社一社経由でしか客付けを行っていません。
これじゃダメだよと・・・、
年明けから妻に頼んで近所にある不動産に売り込みに出かけてもらいました。
3社ほどに声をかけておきました。
結果、1か月もたたずに入居者候補となる弁護士さんが申し込みをいただきました。
こんなもんだったりします。
そして、まだ、オチがある。
父親は勝手に1月になって家賃を2割も下げて、昔からの業者へ客付けを改めて依頼していました。
妻はそのことを聞いておらず高い金額で、その弁護士さんから申し込みをいただいていました。
とはいえ、その弁護士さんも馬鹿じゃないので安い価格の入居募集情報をあとから見つけたようで、その価格に合わせてくれと言われ・・・、安い方の価格での入居契約が決まりました。
私の父のような・・・、
年老いてきて、価格でしか勝負できない大家が世の中には少くないんだと思います。
ちなみに私の父親は、物件を見ないで買った不動産もあるといいます。(驚き!)
不動産投資される方は、本業で忙しいか、地主の農耕民族タイプが多く、無防備な方が大家さんになっているケースが多いともいえます。
15年前に浜松の区分所有を営業マンに言われるままに1500万円で購入し、先日、手放そうと見積ったら・・・、たったの300万円以下の価値と、悲しい判決が下されました。(ここまで来ると・・・、息子でも呆れて何も言えません。)
明日発売されるアエラで『「家賃崩落」都心で始まった』といった特集がありますが、愚直に営業することすらしていない(できない)大家さんが散財している賃貸経営は、厳しくなったとはいえ・・・、まだまだオイシイ市場なのかもしれません。
しかし、本当のプロが都内・地方都市ではREIT等で仕込んだ大型物件について、シノギを削って空室を埋めにかかっていますから、ある意味、小資本の個人大家では厳しくなっていくことでしょう。
そういう観点でいうと、比較的空室率が少なく、REITなどの資本が入ってきていないで古い大家さんの物件が占めている地域が、モチベーションの高い個人大家さんにとっては勝ち続けやすい市場なのかもしれません。


