昨日、無事に新アパート物件の引渡し&融資実行を借り入れさせていただいた銀行にて行いました。
少し驚いたのが・・・、
売主さんにお母さんも一緒にいらしたことです。
というのも売主さんの状況は以前お話ししましたが、購入してからなかなか賃借人がつかず、そのプレシャーが辛く売ることを決め、残債部分をお母さんに面倒見てもらうことになったようです。
最後である物件の引渡しを、そのお母さんも見届けにきたようです。
オーナーさんである息子さん(30歳代後半くらいでしょうか。)とお母さんは
不動産の売る経験も初めてのようで二人とも不安な様子が明らか(担保がちゃんと外れるのかとか、契約に不利なことが本当にないのか・・・などの不安でしょう。)でした。
『なぜ、不動産投資を始められたのですか?』と聞きたくなりましたが、
失礼になるかもしれないと思いやめました。
おそらく、この売主さんは今後不動産投資に二度とされないと想像します。
なんかそう思うと・・・、少し可愛そうに思いました。
この方にとってのことの発端は、丸投げしていた仲介管理会社が怠慢で、新築のアパートを満室にするのに一年もかかったことです。それに対して自ら何のアプローチもせず値引き提案を呑むだけで、まったくの待ちの姿勢であったことが問題でした。
打ち手は色々あったはずです。
・専任の仲介会社を変える
・専任方法をやめ、一般に変えて数社の仲介会社に依頼する
・部屋に何らかの付加価値をつける
などなど・・・。
そういう空室対策のノウハウ的な本も多くあります。セミナーだって多くあります。(いまだに素人なのに経験者というだけで講師をしているセミナーもあり、その選択には十分に気をつけなくてはいけませんが。)
今回の売主さんの失敗を見て、
『知らないこと知らない』という怖さを改めて感じました。
もう何十回とこのブログでも申し上げましたが、不動産と言いましても、
経営には変わりありません。十分な知識がなければ経営の舵取りはできません。
もし自分に十分な知識がなければ、しっかりとした知識をもった支援者を持てば経営はなりたちます。
・『必要な知識が何かを理解し』
・『自身に現状不足しているもの、備えているものを整理し』
・『足りないものをどう補うか検討する』
という当たり前のサイクルを回せさえすれば、
不動産経営は、一般的な経営に比べれば難しくはないと思います。
また、
今回の契約でお願いした司法書士さんと世間話をしていると
『私も買った店舗不動産物件が1年近く埋まらずローンを本業の収入から毎月払っている・・・』とおっしゃっていました。
やはり、不動産経営に参画するサラリーマンの方の中でも期待通り進んでいない方もこのように存在していることは、皆様にも知っておいて欲しい事実です。
そういう失敗話は本にも、セミナーにも紹介されていませんから。
契約・引渡し終了ということで、本来めでたい日なはずですだったのですが、
むしろ、改めて身を引き締めてオーナー業をしていかねばならないと思わせる一日でした。


