日本の政令指定都市で、活断層が通っていないのは、札幌くらいとのことだそうです。
2011年3月11日の東日本大震災を始め、地震・火災・津波、原子力発電所爆発・放射能漏洩・電力不足・停電が流行っている昨今、このことは、重要な要素と言えます。
札幌は、比較的新しい都市であり、区画整理もきちんとして、碁盤の目のようであり、大通り等、100メートル道路も整備されています。
このことは、「南1条○○」等、住所表示からして、街がわかり易く、交通の流れがいいことは勿論、万一の火事の際、延焼防止にも繋がります。
古くからの街並みで、木造家屋が密集しているような所は、延焼リスクが高くなります。
更に、札幌は、直接、太平洋に面しているわけではないので、津波のリスクも低いかと思われます。
続いて、地理的な観点ですが、日本の北に位置し、ロシアに近いです。
昨今は、「BRICs」と言われているように、ブラジル、ロシア、インド、中国が熱く燃えています。
札幌は、ロシアに近いこと、寒いことでも共通していることから、そのロシアの表玄関として、札幌はぴったりなのです。
続いて、自然環境の観点ですが、北だけに、夏等、涼しいです。
(冬は寒いですが。)
又、自然の美味しい食べ物が満載です。
米、ラーメン、野菜(じゃが芋等)、魚、蟹、牛乳等です。
(小生、魚は嫌いですが。)
続いて、社会的な観点ですが、首都圏、関西圏、中部圏に続いて、日本第4位の経済圏です。
日本で人口が増加しているのは、首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)、関西圏(大阪府等)、中部圏(愛知県等)、札幌くらいのようです。
勿論、北海道では、最大の中心都市です。
人口も、180万人を超えています。
経済的な観点から言えば、北海道拓殖銀行、マイカル、雪印等破綻もあって、平成大不況の先陣を切っています。
逆に言えば、落ちるところまで落ちた(?)ので、「谷深ければ、山高し」、「夜明け前が一番暗い」、「春の来ない冬は無い」の如く、今後は、回復するのみと期待したいところです。
(春の来ない氷河期かも知れませんが。)
ここまで来ると、キャッシュフロー上も、割に合わない事例が多発するでしょう。
即ち、受取家賃から、出費である、管理費・修繕積立金、賃貸管理手数料、ローン、固定資産税・都市計画税等を差し引いた、手取り現金です。
キャッシュフロー赤字では、持ちこたえられなくなる人が多発することでしょう。
かといって、ローンを利用している場合には、資産価値、売却可能価格も下落していることでしょうから、ローン残高にも満たず、抵当権を抹消できず、任意売却物件、競売物件も多発することになるでしょう。
まさに、自然淘汰です。
二束三文になった物件が、大量放出されると、現金を持った人、資金調達できる属性のいい人(私は駄目ですが。)は、割安で、物件を、選び放題になります。長期的な観点から見れば、遠い将来(?)、万一(?)、景気が回復した暁には、大化けするかもしれません。
日本の場合、不動産は、土地価格のみで、建物の評価は実質ほとんどゼロですが、昨今は、土地の持ち分価格すらない程、大暴落しております。
株で言えば、PBR(1株当たり純資産倍率)1割れみたいなものです。
小ぶりの長屋とか、区分所有マンションを二束三文で買い占めるのも面白いかもしれません。
区分所有法上は、8割以上の多数決で、建て替えが可能です。
勿論、反対者の調整は必要とはなりますが、最悪、反対者の持ち分買い取請求権があります。
二束三文で買い占めて、今風の(バス・トイレ別等)、広目の、新しい物件に建て直して、高めの家賃が取れるようにし、資産価値を高くして、賃貸に出すなり、売却するなりするというのもありです。
いくら、日本、特に、札幌が不景気でも、人っ子一人いなくなるわけではないでしょうから、住むところが必要な以上、ある程度は、不動産の需要はあることでしょう。
ところで、現状の日本は、「都道府県」制度ですが、「道州制」も叫ばれています。
そうなれば、「都府県」は、集約され、「州」になりますが、「北海道」は、そのままです。
これが、吉となるか、凶となるかは、一長一短あろうかと思われますが、少なくとも、集約がない以上、スムーズに行くはずです。
方や、「州」の権限強化の恩恵は被ることができるかも知れません。
その場合、「州都」は、勿論、札幌でしょう。
そうなれば、氷河期で、氷の下に眠っている札幌が、何時の日にか、氷が解けて、白日の下、表舞台に出てくる日がやってくるのかも知れません。
(私が生きているうちには、見てみたいものですが。。。。。。)



