リスクというものは、想定外のことも起こりえます。
特に、大震災・津波・大火災等の自然災害は、天災であり、過去起こらなかったから今後とも起こらないという保証はありません。
地震が無いと言われていた関西でも、阪神淡路大震災が起こりました。
原子力発電所も、揺れには耐えられるし、津波に対しても大丈夫と言われていても、高い津波により、発電・冷却装置は壊れ、爆発・放射能漏洩・崩壊しました。
又、大震災・津波・大火災等の自然災害は、天災であり、不可抗力です。
人は何でも誰かのせいにしたがるものですが、誰のせいでもなく、誰も責任は取ってはくれません。
つまりは、自己責任なのです。
阪神淡路大震災も、今回の東日本大震災も、地方で発生したものです。
しかしながら、東京直下型大震災が起こったら、どうなるでしょうか。
少数の被害者を多数で救助・援助することは可能です。
しかし、多数の被害者を少数で救助・援助することは困難です。
東北地方中心に起こった東日本大震災でも、この現況です。
東京直下型大震災の場合は、犠牲者10万人と言われていますが、100万人という説すらあります。
経済的にも、東京が壊滅すれば、日本は壊滅。
世界恐慌にもなる可能性が高くなります。
みんな、自分のことで精一杯で、救助も援助も、期待は困難となるでしょう。
正に、自分の身と財産は、自分で守るしかなくなると思います。
自分と自分の家族の居住地・住宅は勿論、入居者の方々の安全で快適な住居の提供ということも考えることが必要です。
○活断層エリアは避ける
活断層エリアは、地盤のズレにより、地震が発生する可能性が高くなっております。
因みに、日本は地震国であり、政令指定都市で活断層が通っていないのは、札幌くらいのようです。
○埋立地は避ける
埋立地は、液状化となる可能性が高いです。
今回の東日本大震災では、震源地が東北であるのにもかかわらず、千葉県市川市浦安では、地盤沈下が激しく、建物は傾き、道路はボコボコ、停電、断水、宮城県仙台市より、被害が大きかったとも聞いております。
昔は、千葉県で、地価上昇率・住みたい町ナンバー1だった町・浦安。
立地、ディズニーランド人気だけが取りざたされ、埋立地であることは、忘れ去られていたのです。
東京都江東区豊洲もそうです。
もっと言えば、今回はあまり話題にされてはいませんが、埋立地は、ゴミ等も埋められており、ガスが発生、火災時には爆発する可能性もあります。
○海岸沿いは避ける
大地震後は、海岸沿いに、津波がやってくる可能性があります。
特に、太平洋側は要注意です。
因みに、東京湾のような、湾の場合は、入口が狭く、津波の可能性は低いとされています。
○低地は避ける
低地は、大地震後の津波や、大雨後の水害により、浸水する可能性が高くなります。
「渋谷」といった「谷」が地名につく場所は、その名の由来通り、谷であった場合が多く、低地が多いです。
○木造家屋密集地、道路幅の狭い地域
大地震後の火災の際、木造家屋密集地、道路幅の狭い地域は、延焼し易く、又、緊急車両(消防車・救急車等)も入りづらく、全焼となる可能性があります。
大震災時には、全ての場所に、緊急車両が行けるわけでもなく、これら木造家屋密集地、道路幅の狭い地域は、はなから見捨てられており、派遣対象外となっているという説もあります。
この木造家屋密集地、道路幅の狭い地域は、一般的には、下町(江東区・荒川区等)、古くからの住宅地(杉並区・世田谷区等)と言われております。
(私の自宅は、杉並区ですが。。。。。。)
○原子力発電所の近辺は避ける
今回の東日本大震災のような、大地震・津波・火災・停電等によって、原子力発電所は爆発・放射能漏れを起こす可能性があります。
更には、あまり話題にされていませんが、空からの飛行機追突等のテロにも対応不可能だと思われます。
○重要地域を選ぶ
今回の東日本大震災の計画停電においてもそうですが、重要地域は、計画停電の対象外となりやすいようです。
重要地域とは、明確には、発表されてはいませんが、大病院、大企業、交通量の多い地域、お偉いさんの居住地等と言われております。
要は、停電による影響が大きい地域です。
逆に言えば、これら重要地域と思われない地域は、停電させても影響が少ないと思われている地域ということになります。
○所有地域は、ある程度分散させ、リスク分散を図る
エリアをある程度分散させます。
一箇所に集中させていると、今回の東日本大震災のような大規模災害の場合、全滅となる可能性が出てきます。
私の場合も、東京、博多、札幌、名古屋と、分散させています。
○小規模面積の部屋の多い建物を選択する
小規模面積の部屋の多い建物、具体的には、ワンルームマンションは、柱や壁も多く、構造上、しっかりとしています。
1995年1月17日の阪神淡路大震災、そして、2011年3月11日の東日本大震災においても、ワンルームマンションは、ほとんど被害がなかったようです。
○1階は避ける
津波・水害、空き巣等のリスクが高いと思われます。
○高層階は避ける
地震時揺れが激しいです。
そして、地震・停電時は、エレベータは使用不能となります。
停電になると、送水も不可能となります。
生活用水等を持った階段の昇り降りは、大変です。
○新築・築浅物件を購入する
やはり、物理的に、新築・築浅物件は、頑丈です。
○古い物件(旧建築基準法物件等)は購入しない
特に、1981年(昭和56年)の新耐震法施行以降の建物が安全です。
○火災保険・地震保険に加入する
「リスク移転」という手法ですが、火災保険・地震保険に加入しておくことです。
但し、地震保険は、制約が多く、万全ではありませんので、注意が必要です。
火災保険に加入していないと、地震保険には加入できない。
全損の場合のみしか適用されない。
被害額の半分、上限5千万円迄しか保険金が出ないといったようにです。
もっと言えば、関東大震災のような大規模地震の際は、日本壊滅、世界恐慌になる可能性もあり、保険会社も保険金が支払えるかどうかは保証の限りではないかも知れませんが。
○火災報知機を設置する
各居室、台所、階段には、火災報知機の設置が義務付けられました。
煙感知型と熱感知型があります。
ネットワークで、他の部屋にもアラームがいくタイプのものもあります。
○各種設備点検(消防設備・瓦斯設備点検等)は適切に実施する
各種設備には、法定点検義務がありますが、特に、防災関係として、消防設備・瓦斯設備点検等は、重要です。
以上




