私は、サラリーマンですが、もともと不動産関係が好きだったこともあり、「行政書士」、「宅地建物取引主任者」、「システム監査技術者」、「AFP(Affiriated Financial Planner)」、「防火管理者(甲種)」、「衛生管理者(第2種)」等、関連資格を取得してきました。
不動産関連の一貫として、「管理業務主任者」・「マンション管理士」にも関心を持ち、2002年は、「管理業務主任者」・「マンション管理士」、「FP技能士2級」、「AFP」(継続教育)、「司法書士」と、5つ、同時並行的にやってきました。
2002年12月は、「管理業務主任者」・「マンション管理士」、「FP技能士2級」各試験、2003年2月は、「AFP」(継続教育)と、御陰様で、順調に、4つクリアでき、その後は、「司法書士」に集中しました。
(「司法書士」につきましては、その後、費用対効果の観点等から、勉強は中断し、その後は、不動産投資の世界に戻ってきました。)
サラリーマンをやりながら、同時に、色々な事をやる場合、その勉強にのみ専念できる人が羨ましく思えた時もありましたが、逆に言えば、それぞれが相乗効果を果たし、又、気分転換にもなると割り切り、そもそも、自分が好きでやっていることなので、悲壮感はなく、「趣味」といった感じでした。
学校の講義に集中し、通勤電車の中でやり、自宅では、音楽・テレビの合間に、寝転んでやるといった感じでした。
(自宅で、机に向かって、ねじり鉢巻といいたことは、ありませんでした。)
原則としては、第1に、興味・やる気を持つこと、第2に、要領良く、効率的にやること、そして、最後に、第3として、努力がくると思います。
以下、私が取った、具体的対策等、少しでも、お役に立てればと思います。
あくまで、私にフイットしたやり方であって、全ての人にあてはまるとは限りません。
人それぞれ、価値観、重点、性格、得手不得手等、違いますので、御自分にも適用できると思われるものについて、少しでも、御参考になればと思います。
● 総論(各試験共通)
・ スクールは1個所に絞り込む。
「D社」については、日時・場所・講師・形式(ライブ・ビデオ)が自由に選べ、何回も、繰り返し、利用できる。
又、土・日曜日中心コースも充実しており、サラリーマンでも、利用し易い。
・ 同じ個所でも、違った講師だと、違った観点から見ることができ、自分の整理になる。
又、同じ個所を何度も復習することにより、記憶し易くなる。
・ 費用も、リーザナブルである。
・ 利用書(基本書)は、原則として、テキストに絞り込む。
色々な本を濫読するよりも、基本書を何回も読む。
・ 予想問題集については、たまには、他校のもの等、色々なものを活用してみるのも、違った観点から、応用が利く為、良いだろう。
・ 原則として、別紙にメモを取るより、テキストに書き込む。
量が多い場合は、やむを得ないが、別途、テキストに貼り付ける等、しておく。
別紙にメモを取っても、テキストとの関連がわかりにくくなると共に、見直さないものである。
又、サブノートは、時間がかかる為、原則、作らない。
やむを得ず作る場合でも、超重要個所の一覧表整理位であろう。
・ 特に、初心者の頃には、自分の判断で、やたらと、テキストに、マーカーで、印を付けない。
初心者の頃には、どこがポイントなのか、自分では、判断できない為、やたらと印が増え、見にくくなる。
講師が重要だと指摘した部分、過去問・模擬試験で出題された部分等に限定し、色も分類する。
・ 過去問、模擬試験等で、出た点については、テキスト上に、下線、マーカー等で、印を付ける。
試験直前等には、そのマーカー部分等を中心に、重点的に、見直す。
自分ができた問題については青色、間違えた問題については赤色等、色を変え、時間が無い時には、過去、自分が間違えた赤色部分等を、重点的に、見直す。
正しい肢については、そのままだが、間違った肢については、上下余白に、「×:~~」と記載し、どういった出題のされ方がされたか、わかるように、しておく。
・ 問題集については、間違えた問題については、「×」等、印を付けて置く。
一通りやり終えて、2回目は、間違えた問題のみをやる。
更に間違えた問題には、「××」等、更に印を付けておき、3回目は、その問題のみをやる。
以上を繰り返す。
徐々に、できなかった問題は減っていくが、できなかった問題は、何回もやり、全問できるまで、繰り返す。
この方法は、自分の弱点を補強する役割を果たす。
・ 疑問に思ったことは、質問し、調べる。
・ 丸暗記には限界があるので、体系的に、理由付けて、図等、イメージで、理解するようにする。
・ 早めに学校に行って、前の方のいい席を確保する。
前は見え易いし、適度の緊張感もあり、眠るわけにはいきにくい。
(前で寝ている人もいたけど。)
・ 体験談は、当たり前の事だが、合格者から聞く。
不合格者の体験談は、反面教師の失敗事例として捕らえた方が良い。
● 各論(マンション管理士・管理業務主任者)
・ 民法・区分所有法等については、出題割合も高いし、又、他資格(司法試験、司法書士、行政書士、宅地建物取引主任者等)にも活用できる為、特に、力を入れる。
・ 条文数の少ない法令・雛型等(区分所有法・マンション管理適正化法等、標準管理規約・標準管理委託契約書雛型等)については、原文そのものについても、何回も、読んで理解しておく。
・ 逆に、民法等、1,000条以上に亘るものについては、均等に、棒読みしても非効率であるので、その資格にマッチした、重要関連条文に的を絞ってやる。
・ 同じ受験科目「民法」といっても、その他各試験(司法試験、司法書士、行政書士、宅地建物取引主任者等)によって、その目的が異なる以上、重点事項は異なる。
従い、マンション管理士等コース専用の講座・テキストを活用する。
(ある学校では、民法については、マンション管理士等講座専用ではなく、宅地建物取引主任者用の講座を代用している所もあった。
私は、無料説明会の段階で、その学校は、避けた。)
・ 設備系については、範囲も広い上、文系(法律系)にとっては、とっつきにくい面もあるが、気分転換と考え直して、重要な点について、的を絞る。
あまりに、予想外の範囲から出ても、ほとんどの人もできない為、気にしないと割り切ることである。
余分な時間があったら、他の重要ポイント(民法、区分所有法等)に時間をかけた方が、点を稼ぎ易い。
・ マンション管理士・管理業務主任者については、同時並行的にやる。
マンション管理士が、マンション区分所有者側、管理業務主任者が、管理業者側と、逆の立場だが、お互いに、逆の立場も理解しておくべきであるし、内容も、ほとんど重複している。
管理業務主任者に専念し、先に合格し、「マンション管理適正化法」5問免除になった上で、翌年、マンション管理士に専念するという人もいるが、2年間かけるのは、時間が勿体無いと思う。
● 試験(模擬試験)
・ 「受験票」を忘れないこと。
又、受験番号は、別途、メモしておき、学校にも、事前に、連絡しておく。
・ トイレには、いっておく。(途中退出、原則、不可。)
・ 筆記用具として、シャープペンシル(問題文検討時用)・替芯、普通の鉛筆(マークシート用)・鉛筆削り、 消しゴムを、各予備と共に、用意しておく。
・ 設問によって、「正しい肢を選べ」の場合は、「○」を、「誤った肢を選べ」の場合は、「×」を、問題番号にでも、付しておく。
意外にも、間違えるものであり、私も、本番試験において、1問、やってしまい、落としてしまった。
・ 回答については、問題文の肢毎に、「○」、「×」を付していく。
(問題用紙は持ち帰れる為、後で、答え合わせができる。)
両見開き頁分が終わった都度、マークシート用紙に、転記する。
この際、行ずれを起こさないようにする。
(私も、模擬試験で、一度やってしまった。)
(問題の都度だと、時間が細切れとなり、又、全問題終了後まとめてだと、頁をめくる時間が二度手間となる。)
・ その際、不明な問題については、あまり時間をかけないで、後回しにする。
(但し、マークシートの際、行ずれに注意する。)
・ 又、自信のない肢については、消去法を活用すると共に、後で、重点的に見直せるように、「?」マークを付しておく。
● その他
・ 関連の本、ドキュメンタリー・ドラマ等テレビ番組を見る。
(法律、不動産、マンション管理関係等)
やる気が出る、息抜きになる、実務に役立つ等のメリットがある。
・ サラリーマンの人は、自分は、サラリーマンだからと、勉強しない言い訳などせず、「受験生」でもあるという自覚を持つ。
他のサラリーマンと一緒になって、付合い残業・酒飲み・ゴルフ等ばかりにうつつをぬかしていたのでは、進歩もなく、「会社やめれば、ただのオッサン」になってしまう。
昔と違って、世界恐慌下、倒産・リストラ・減給の真っ只中、国も企業も頼りない時代である。
サラリーマンでも、「自立心」が必要だと思う。
以上、私の考えですが、少しでも、御参考になれば、深甚です。
以上



