原宿交差点のサテライトスタジオで生放送に出演してきました。
南青山オフィスでの個別コンサルの前に15分ほど。
「不動産王」MCの3人、Wコロン木曽さんちゅう・ねづっち、それから眼鏡アイドルの時東ぁみさんと久しぶりの再開です。
スタジオとなりのハンバーガーショップでは家族連れのお客さんもたくさんいて、お孫さんがおじいちゃんと何か飲んでました。きっと「ソフト(祖父と)ドリンク」でしょう。
不動産投資のハナシもそこそこに、おじさん三人でナゾカケしまくっていました。
放送の前、午前中はU田さんの会社でやっている戸建賃貸の現地説明会をちょっと覗かせてもらいました。
横浜市磯子区でオフィスから近いもので。
18坪の2LDK(大き目の2DKかな)が2棟と2戸1が1棟。あわせて4世帯&広い駐車場で、家賃は13~14万円の設定だそうです。
駅から歩いて16分で、狭い路地の奥ですから場所がイマイチなんですね。
ハウスメーカーから1Rアパートの企画が提案されていたそうですが、確かに難しいです。
そこで戸建賃貸という選択肢にしたということですが、
今日の現地説明会では50人位来られたそうですからこの選択肢に興味を持っている方は多いんでしょうね。
敷地面積は413.40㎡(125.05坪)。
広すぎるし、変形地なので売却しても安くなってしまうし20%も譲渡税を取られてしまうので土地売却の選択肢はナシに・・・とありましたがホントかなぁとちょっと試算をしてみました。
たしか、現地のフリップに「相場の坪単価が50万円前後で、譲渡税や経費を払ったあとの売却手取りは5400万円にしかならず」とありましたので坪単価43万円位ということですね。
確かにそのくらいだと思います。
建築は一棟800万円(坪単価44.4万円)位のようですが、恐らく外構工事や給排水の接続、現場管理費なんかをいれると1000万円くらいにはなると思います。
ということは、売却すると手に入る5400万円がこの投資に使っている自己資本(E)、4000万円の建築費を全部借り入れたとして、(LB)4000万円。
総投資額は実は9400万円ということです。1世帯あたり2350万円ということですね。
賃料13~14万円という設定は決して高くありませんから妥当性があります。ただ、中古になったときに若干の値下がりはあるでしょう。磯子オフィスの賃貸担当に聞いたら11万円くらいのようです。ただ、戸建賃貸は出入りが少ないので長くは借りてもらえると思いますので、その間は下げなくても大丈夫だと思います。
あとは戸建賃貸のメリットとして、「競合物件が少ないので場所がイマイチでも空室率が低い」、「共用部分がないので運営費が低い」というのがあります。
逆に「賃料に対して原状回復工事費の比率が高い」「一戸あたりで必要な土地面積が大きい」といったところが弱点でしょうか。
仮に空室損3%(この場所でアパートなら10%は見ておく必要がありそうです)、賃料に対する運営費比率7%(同じくアパートなら17%位はかかります)として計算してみましょうか。融資は年利3%期間25年とします。
E5400万+LB4000万=V9400万
GPI 528万
△空室損 16万
EGI 512万
△Opex 37万
NOI 475万
△ADS 228万
BTCF 247万
効率の指標
K% 5.7%
FCR 5.0%
CCR 4.6%
んー・・・逆レバですね。
安全の指標
DCR 2.1
BE% 50%
LTV 43%
さすがに土地をもともと持っていて全体の投資価値の6割近くを占めていますから安全性は言うことなしです。
「毎月20万円キャッシュが入ってくれば十分よ」という投資家の方であればそれが投資価値ですからこれでOKですね。
ただ、純粋に投資で見た場合のベストプランはなにかと問われれば、譲渡税を払ったり、相場よりも安くなったりで損した感じがしたとしても、土地を売却して5400万円の現金にしたうえで、戸建賃貸にしなくても十分に貸せるような立地の物件を買ったり、そういった立地の土地を買ってそこに建築したりした方がいいと思いますと答えるかなぁ・・・。
もちろん土地を手放したくないとかそういったマインドの部分ってありますからそれは別としてですよ。
横浜市内であれば駅徒歩16分でなくて駅徒歩6分でもFCR(ネット利回り)7.5%位の物件はありますから、5400万円の自己資金で2億位の物件を買うと多分CCR13%前後でキャッシュフローは700万円くらいになるはずです。
そうすると毎月約60万円の収入ですからもうちょっと楽な暮らしができそうですね。DCRも1.7以上とれますから安全性も問題ないですし。
便利な場所でも坪単価8万円の富山とかだとどうでしょう土地が1000万、建物4000万で、一戸当たり1250万。賃料は7.5万位かなぁ。
E1000万+LB4000万=V5000万
GPI 360万
△空室損 11万
EGI 349万
△Opex 25万
NOI 324万
△ADS 228万
BTCF 96万
効率の指標
K% 5.7%
FCR 6.5%
CCR 9.6%
実はこっちの方が戸建賃貸は相性がいいんですね。
安全の指標
DCR 1.42
BE% 70%
LTV 80%
土地の値段が安いので自己資本割合が低いということですね。でも一応安全圏には入っています。
戸建賃貸。
アパートでは厳しい立地でもいけますので悪くないんですが、賃料に対しての地価によって、あるいは投資家の目標によってという感じで上手に使い分けるといいと思います。

