「プライスレス」。
カード会社のコマーシャルで語られて、いまや会話のなかでも普通に使われています。
「お金に変えられないものってあるから、ひとつカードで借金してでも実現しましょうよ」という趣旨なんだと思いますが、まぁウマイことを言うものです。
でも「ホントに?」と疑ってしまうんですね、ついつい(笑)。
今しがた個別コンサルが終了しました。
今回もいろんなご相談がありました。
基本的には1時間半のなかでヒアリングをして、
内容を整理して、複数の比較プランを提案して、最善の方法をチョイスするといった作業をします。
そしてリクエストがあれば一緒に同席するスタッフが実現に向けたお手伝いをするという流れです。
もちろん「アズ・イズ(As is)」でなにもせずにそのままにしておくのが一番いいということもあります。
売買も賃貸も賃貸管理も建築もCFネッツではなんでもできますが、そのどの立場からも離れてフェアな答えをだせるかどうかがコンサル会社としての価値だと思っています。
本当は建築すると投資的には赤字になる相談に、自社が儲かるという理由で建築を勧めるわけにも行きませんし、売買も賃貸も同じです。
また、本当は売却してしまって再投資したほうがその土地にこだわるよりもいい答えになったりすることって多いのですが、身内のしがらみや個人の思い出、思い入れなんかでその選択肢はとらないということも当然ありますからそういった事情も理解することも大切です。
そのときに、「ではその差は金額にしていくらなのか?」ということがわからないとそこで本当の意味でその選択肢が相談者にとって正しいのかどうかがわからないんです。
思い入れや思い出って私にもありますし、皆さんにもあると思います。
それが「プライスレス」という部分なんですが、実際問題それとおカネとの天秤にかけてどちらをとるかというのが、そしてそれを提示してあげるのが「フェア」なコンサルだと思うんですね。
「父から相続したこの家は子供のころから育った家で、敷地は狭いですが賃貸併用住宅を建てて住み続けたいんです・・・」
年間のキャッシュフローが100万円少なくなっても、そこに住み続ける価値が高ければそうするでしょう。
でも1000万円だったら?
1億円だったら?
それが天秤にかけるということです。
身も蓋もない話ですが、後になって「これだけ差が出るんだったらあのときにやっぱり売っておけばよかった!」と後悔することだってありますから。
何億円つまれても手放したくないものもあります。
でも、そうでもないものも沢山あります。

