「奇跡のマンモス<リューバ>展」を見に行きました。
昨日の水曜日は会社が休みだったのですが、虎ノ門で不動産証券化マスターの第2回スクーリング&テストがあったもので、夕方子供たちと東京駅で待ち合わせたのです。
<リューバ>というのは発見者の奥さんの名前で、ロシア語の「愛」なんだそうです。さしずめマンモスの「愛ちゃん」といったところでしょうか。(ちなみに<イクラ>もロシア語で「魚卵」の総称なんです・・・関係ないか。)
展示会はJR東京駅前丸ビルの1階特設会場で今週の日曜日(2/3)まで開催されています。
意外と空いていてあまり並ばずに観れました。
「ゾウの干物だな。」
率直な感想を漏らしたら、子供たちに「お父さんヒドイねぇ」とたしなめられました(笑)。
しかし、3万7千年前に死んだ生後6ヶ月のマンモスの子供がほぼ完全な形で私たちの目の前に現れるとは・・・信じられません。
十数年前にアルプスの氷河から5000年前の人間(アイスマン)の死体が発見されて騒ぎになりました。エジプトの古王朝でも5000年前、中国の殷の時代でも3000年前、お釈迦様は2500年前、イエスキリストは2000年前、マホメットは1400年前・・・。
人類の歴史ってほんとに短いんだなと改めて思います。
そのなかで人間の寿命はさらに短いですし、現役の期間はもっとです。
マンモスが絶滅した原因は隕石や極ジャンプなど諸説ありますが、そのころ急激に増えた人類による「オーバー・キル=獲りすぎ」が有力な学説らしいです。
人類による乱獲で絶滅したマンモスが、人類の近代文明がもたらした地球温暖化によって永久凍土から姿を現したというのもなにか啓示的なものを感じます。
こうやって不動産投資でいろんなことをやっていますが、
3万7千年前には国境もないし、誰の土地かなんていうのも無かったし、そもそも陸地の形自体違っていたんですよね。
所有権だって貨幣だって、人間の間での取り決めごとに過ぎませんから・・・。
地球からの借り物である不動産を使って、
過去からの借り物であるいろんな制度や仕組みを使って、
未来からの借り物である資源を使って
限りある時間のなかで経済活動をしているんだというのが本質の部分なんだと思います。
必要以上に求めると、いろんなところで歪みが生じます。
ハイリターンにはハイリスク、ローリターンにはローリスク・・・。
当たり前の話のように感じますが、
「ほどほどにしておきなさいね」という神様のメッセージが込められているんだと思います。
長期的にみて(経済は)どうなりますか?
という質問にイギリスの経済学者ケインズは「(長期的には)我々は皆、死ぬ」と答えています。
「フォレストガンプ/一期一会」という映画の中でもトム・ハンクス扮する主人公のガンプが「お金は必要なだけあればいい、それ以上は人に見せて自慢するだけになるってママが言ってた」と語るシーンがありました。
投資やお金の問題は最終的には「いかに生きるか」「どう生きたいか」ということに尽きると思います。
老子の現代語訳やベストセラー「求めない」(小学館)で有名な加島祥造さんみたいに自然の中でひとり暮らしていくのも少しだけ憧れますが、長くて1週間かなぁ・・・。
リューバ展を見た後、丸の内で食事をしたり買い物をしたりウロウロしてたらやっぱり楽しかったですし。

