新大阪江坂東急インで開催されたIREM JAPAN大阪支部のセミナーに行ってきました。
参加者は約50名でほぼ満員。飛び込みで参加者も増えたりと盛況なうちに終わりました。
今回は4割ほどはCPM(米国不動産経営管理士)の資格者、のこりは売買仲介・賃貸仲介・建売分譲・建築受注など不動産の各分野で活躍されている皆さんや、独立系FPで頑張っている方、証券化を専門で行なっている方、大家さんの勉強会を主催されているベテランオーナーさんなど多彩な顔ぶれです。
今回はどうやってコンサルを進めていくのか、
そしてそのなかでCPM資格を取得していく上で学んだいろいろな知識はどうやって生かされていくのかということを中心にお話させていただきました。
私のパートの前に参加者同士でこれからのCPMの課題や、疑問点などを話し合うコーナーがありました。
例えば、ベテラン大家さんは「自分の物件に空室があるので業者をまわって、案内が入って成約しなかったら、なぜ決まらなかったか知りたいから教えてくれと口を酸っぱくして言っているのにまったく報告・連絡・相談が来ない」と憤慨していました。
私も大家のはしくれだから、よく分かります。
ビジネスの基本がなっていないともおっしゃっていましたが、本質は賃貸の担当者(大抵は若い営業マンがなります)は大家さんに悪い話をするのが怖いんです。
本当は家賃を下げたほうがいいなと思ったり、リフォームをしたほうがいいなと思ったりしても全てお金がかかることですから、「そんなことをしなければ決まらないんだったらヨソに頼む!いくらでも業者はいるんだ」とヤブヘビになってしまうことを恐れて顔色をうかがうようになっちゃうんです。
管理会社の担当やリーシング担当はビジネスの大事なパートナーだということに気づかず、いまだに「オレ様・何様・貴様~!」状態の大家さんって少なくないですから。
そんなときに数字で「いま賃料を下げたらこういった影響があります」とか「こういったリフォームをいくらの予算で行なうとかけた予算をこれだけ上回る投資効果があります」とかいった提案を数字や裏づけデータをもとにして提案できたら自信をもってオーナーと話すことができますよね。
逆にいえばそれをできる人は皆無ですから他社との差別化もできるしオーナーにとってのかけがえの無いパートナーにもなれるということなのです。
また、同じ方の話で「アドレスと電話番号を公開したら全国の大家から問い合わせが殺到している。みんな相談する人が近くにいないし不用意に不動産屋に相談したらいいようにされてしまうというか騙されるんじゃないかと恐れているんです」という意見もありました。
CPMは一番最初の授業で「倫理」というのを取ります(試験もあります)。
「投資家の利益の最大化を適法に図る」というCPMの大前提の立ち位置を叩き込まれるのです。
でも、そのまえに「投資家に儲けてもらって、自分も儲けさせてもらう」というWIn-Winの関係を築けたら長く利益を得ることが出来ますよね。一時の利益を得て投資家の利益を損ねたらそこから先は企業の存続って無いと思いますし。
そんなこんなで無事に終わり、懇親会から2次会へ流れていまは横須賀に帰りつける最終の新幹線の中です。
今日参加された岡山・名古屋・福岡のCPMの皆さんにかの地での講演を依頼されました。いろんなところで、いろんな方とお話しするのは刺激的ですし楽しいです。
時間の許す限りいろいろお邪魔したいと思っています。
