先日の休みに、「ロンシャンの教会」「サヴォア邸」
で有名なル・コルビュジエの展示会を見に六本木ヒルズの森アートまで行きました。
5月から開催されていて行こう行こうと思っているうちに9月24日(今日ですね)でフィナーレということになってしまいました。
家族はだれも付き合ってくれませんでしたので、ひとりで行きました。
まぁ、もっとも世界で3本の指に入る超有名な建築家とはいえ興味をもつひとは少ないですもんね。
とはいえ、かなりの混雑をしていましたので、逆に子供を連れて行かなくて正解だったかもしれません。本当は見せてあげたかったんですけど。
一級・二級問わず建築士の試験を受けた方なら必ず学ぶ「近代建築の5原則」(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)。彼の名前はその道を目指す人なら必ず聞いたことがあるんです。
西洋では石積みなどが伝統的だったのが、ル・コルビュジエはスラブ、柱、階段のみが建築の主要要素だとするドミノシステムを考案したわけです。
つまり、
いま世界中の街で見かけるビルやマンションの類の原型を考え出したということです。スゴイですね。
日本では東京の国立西洋美術館の基本設計をしていて、その時に現在の日本の建築会の大御所たちに多大な影響を与えています。
会場にはマルセイユのユニテ・ダビタシオン(1952年)(写真)の一室が再現されていました。集合住宅(マンション)のさきがけ的な建物です。
リビングがメゾネットになった間口の狭い、だけど開放感のあるプランです。
いまでも十分に通用するいいプランでした。というか、某ハウスメーカーの戸建賃貸のプランに酷似しています。真ん中から半分スパッと切り取ると・・・。
他にも実現しなかった100万人のための都市計画(輝く都市)のコンセプト図や、実現したインドのチャンディーガルの町並みの模型なんかも展示されていました。
会場の最後には、彼の終の棲家になった「カップマルタンの休憩小屋(Le petit Cabanon)の原寸大建物に入りました。
3・6m四方=8帖大(12.96㎡)の小さな小屋です。
食事は友人の経営する隣接の「ヒトデ軒(Etoile de Mer)」で摂ったそうでキッチンは無し。ついでに浴室も無かったです。小さなトイレの入口はカーテンで仕切られていて他には小さな洗面台と作り付けの奥さん用のベッドと(本人は床で寝たらしいです)、テーブル。あとはいたるところに収納がつくってあります。
人間にとって必要最小限かつシンプルな住宅を突き詰めていったらあの形になったのでしょう。
住まいや建築や都市って何?
考えさせられる展示会でした。
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