定期借家契約について先日のブログでも少し触れましたが、いざ退出してもらうときには再契約を拒絶すればいいだけなのでオーナーとしてはなかなか魅力的な契約形態なわけです。
期間が経過したら追い出されてしまう可能性があるのはちょっと・・・。ととる入居者がいれば募集上はマイナス要因になることもありえますが、居住用の自宅マンションを貸すのとアパートなどを貸すのとでは違いますから、入居者は気にしないようです。
中には普通借家契約でも「2年したら出ないといけないんですよね」というひともいますので。
先日,都内のPM会社の方とお話ししましたが、契約の80%は定期借家契約だそうです。募集図面に入居者向けへの説明書きがあって「なるほど!」という名文だったのでご紹介させていただきます。
★定期借家契約のメリット★
入居者様はお引越しして生活を始めなければ物件の状況はよくわかりません。
たとえば、お隣に「困った方(夜中に騒ぐ・共用部分を汚す等)」が入居された
場合、定期借家契約ではそのような方を一定期間(最長で契約終了まで)で退出
していただくことができますので、物件全体の環境を良好に保つことができます。
優良な入居者様にとっては住み心地のよい物件となります。
・・・どうでしょう。借りようかなと思っている人に安心感を与えるとともに、不良入居者を実は何気なくガードしているんですね。不利なんじゃないのと取られる可能性を逆にメリットとしてアピール。素晴らしいです。
ただ、1年以上の定期借家契約の場合は契約満了の6ヶ月前に賃借人に通知をしないといけませんし、
「更新」という概念がありませんので毎回保証人も含めて契約書を作り直すという煩雑さが借主・貸主・管理会社双方に生じます。
前者を解決するには364日契約なんていう手があってこの会社ではこれをやっているそうですが、平均居住月数が23ヶ月と短い(普通は4年)理由にそのあたりがあるかもしれませんねとお話ししました。
1年で保証人に印鑑をもらい直すのは面倒ですから2回目の直前に退出してしまうという可能性は十分にあります。そういったこともあって2年契約ということも検討中だそうです。
また、都内の入居者は平均よりも居住年数が短い傾向にありますのでこれが原因ではない可能性もあります。
もっとも、空室がでてもすぐに入居者が付くような立地であれば気にすることも無いのかもしれませんね。
そのあたりももう少し研究する必要がありそうです。
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