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プロフィール

猪俣淳
不動産業務歴20年、11個の不動産関連資格を持つ不動産投資コンサルタント  
(株式会社CFネッツ ジェネラルマネジャー)

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主な著書

アパート大家さんになった
12人のフツーの人々


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 利上げ回避

今月中の利上げが回避されましたね。

景況指標が強弱混在しているというのが主な理由ですが、基本的にはインフレ傾向にありますので金利自体は上昇すると思っておいた方が良いでしょう。

昨年同時期に比べ、

アパートローン金利はすでに1%程度上昇していますがそれでもまだまだ低水準といえます。

金利が上がった場合、変動金利で組んでいる方は注意が必要です。

住宅ローンで変動金利の場合は金利の上下にかかわらず5年間は返済額が変わりません(返済額内の金利・元金の割合で調整します)し、返済額上下25%以内の変動枠が決められていますが、同じ変動金利でもアパートローンの場合は事業性の融資になりますのでいくつかの銀行はこういった安全弁を設けてくれていません。

したがって金利が上がればそのまま返済額が上がることもありますので借入をしている銀行に確認しておいたほうが良いと思います(ちなみにSMBCは住宅ローンと同じ安全弁がありますので大丈夫です)。


金利に関していえば、投資分析をするときにK%(ローンコンスタント)という指標を使いますのでこの考え方について少しご紹介します。

年間の返済額(ADS)を算出するときには金利だけではなく借入年数も要素として必要です。つまり多少金利が上がってもより長期で組めるローンが登場すれば実際の返済は下がったりするということがあるわけです。

年間返済額を借入残高で割るとK%は出てきます。

例を挙げると1000万円を年利3.4%・30年返済で借りると返済額は532,000円/年ですからK%=5.32%、年利2.4%でも20年返済しか出来なければ630,000円/年の支払になりますから一概に金利だけでどうこう言うことはできないですね。

K%は資金の調達コストともいえますので、これよりも物件自体の収益性を現すFCRが上回っている必要がありますし、さらに自己資金の運用利回りを示すCCRが上回っていないといけないわけです。

と、ここまでは教科書どおりの投資理論ですがあえて期間を短くする場合もありますし逆レバレッジになっていてもGOサインの場合もあります。

また、K%を使って繰り上げ返済をするかどうか、あるいはどの借入から返していくかといった判断をすることも出来ます。

このあたりは高度なテクニックが必要になる場合もありますので猪俣道場等の応用編的な内容でいつかセミナーでお話しするか、出版物でご紹介したいと思います。


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