先日、とある不動産会社の方とお話した際、
リフォーム、リノベーションについての話になりました。
要約するとこんな話です。
「リフォームとかリノベーションとか、最近、流行ってるでしょ?
あれ、気を付けた方がいいよ。
大体、ああいう事例って、
短期的な視点でしか見てないから」
実際、REITのIR資料を見せてもらうと、
大手の不動産会社が気合い入れてリノベーション・リフォームを行い、
「家賃、入居率がアップしました!」という発表の2年後、
「昨今の不況により家賃・入居率が低下しました・・・」みたいな資料を
出してきます。
以前、アートアベニューの藤澤先生のセミナーを開催した際、
こんな一言がありました。
「取得一年目は不動産の本来の価値が見えにくい」
不動産経営の戦国時代に勝つ条件より
http://www.sftd.jp/audios/007.php
私は名言だと思っています。
これは、リフォーム・リノベーションでも同様でしょう。
先の言葉をアレンジすれば、
「リフォーム・リノベーションをした一年目は
その追加投資の価値が見えにくい」
となります。
つまり、リフォーム・リノベーションをしても、
その投資が良かったのか、そうでなかったのか、わかりません。
一年目は家賃も上がって、入居率も上がるでしょう。
しかし、本当に大切なのは、
「その状況が継続するかどうか?」です。
多くの方が痛い目にあって、
初めて先の言葉の真意を理解する現状があります。
先人の知恵を借りて、
将来のリスクを出来る限り回避すること。
それが勉強することの目的です。
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稲葉裕一郎
