先日、賃貸業界唯一と言ってもいい業界新聞、
全国賃貸住宅新聞社の座談会に参加してきました。
近頃の不動産業界をテーマに話をしていました。
メンバーは不動産会社の方、物件情報サイト運営者、
投資セミナーを開催している会社の方、全国賃貸住宅新聞社の記者の方、
そして私でした。
近頃の融資の話や買える人と買えない人の差など
色々な事を話していたのですが、その中でも一番印象に残った事があります。
それは私たちと同じように
株や不動産投資など投資セミナーを開催している会社の方に振られた質問です。
記者の方が「どんなセミナーが人気ありますか?」と投げかけます。
するとその方は
「やはりリフォームなど具体的な手法やノウハウをテーマにした
セミナーが人気があります」(要約)
との回答。そして続けてこう言います。
「ただ、それは枝葉の部分なので、
本当はもっと本質的な理論や考え方を身につけてから
枝葉のノウハウなどを学んで欲しいのですが」(要約)
と。
その後、私にも同様の質問があったのですが、
私はその方のおっしゃる事とまさに同じです、と答えました。
確かにリフォームなどの手法は大切です。
それを否定する気は全くありません。
そして、投資手法、例えば、
フルローンを使った投資手法を学ぶ事は否定しませんし、
使える人は使ったら良いのではないかと思います。
しかし、それらも不動産投資における枝葉の部分に他なりません。
もっと本質的な理論や考え方が不動産投資にはあります。
ただ、本質的な理論や考え方をテーマにしたセミナーは
リフォームや具体的な投資手法に比べてテーマが地味です。
「利回り30%の物件を買う方法!」の方が
キャッチ的にも皆さんの興味を引くわけです(笑)。
そうしたテーマならいくらでも思いつきます。
「家賃を3000円~1万円アップさせるリフォーム100選」
「ボロ家を300万円で蘇らせるシンデレラリフォーム術!」
「予算1万円でワンルームをオンリーワンにさせる10大インテリアを大公開」
どうでしょうか?
面白そうじゃないですか(笑)?
今後、こうしたセミナーを開催するかもしれませんが、
一方でこうしたテーマは不動産投資における枝葉に過ぎません。
もっと大切な事が、
もっと重要な事が、
もっと成功のカギを左右する事が、
不動産投資にはあります。
ただ、そうした本質的なテーマを
単純なキャッチコピーで表現することは非常に難しいです。
もしかしたら、私たちの表現力不足なのかもしれません。
不動産も頑丈な基礎があるから、
地震にも強い頑丈で立派な建物が建つわけです。
不動産投資も同じです。
最も重要な基礎を学んだあとに、
枝葉の部分を学ぶ。
このバランスを上手く取ることが大切ではないかと思っています。
ここからは宣伝ですが、
不動産投資セミナーを開催してきて早5年。
その集大成が「第五回 猪俣道場」です。
http://www.sftd.jp/audios/seminar_080906.php
このセミナーでは不動産投資における
基礎となる部分を徹底的に学ぶセミナーです。
この「第五回 猪俣道場」では残念ながら、
細かなリフォームの事例紹介やインテリア商品の紹介などはありません。
ただ、もっと大切な
投資理論、ファイナンス知識と10を超えるほどの金融機関の最新審査基準、
不動産投資のリスクとその対処方法、物件の分析方法...など。
そして、その集大成として、
2日目の最後に実際の物件を取り扱った
ケーススタディに取り組んで頂き、
参加者の皆さんに物件の評価をして頂くという流れです。
まずはこの基礎をしっかりと学んだ上で、
様々な手法やノウハウのセミナーを受講して頂きたい、
そう思っています。
最初は半信半疑だったとしても、
きっと2日目が終わるころには
「参加してよかった」と思って頂けると思います。
受講前とは一段も二段もレベルアップした自分になれる、
この点はお約束いたします。
この機会にぜひどうぞ。
今年は今回限りです。
http://www.sftd.jp/audios/seminar_080906.php



稲葉裕一郎
