先日、某レンダー(融資を行う金融機関のこと)の方とMeetingをしてきました。その前は借り換えやノンリコースローンのアレンジなどを本業としている方とMeetingでした。ここ最近、こうした金融系の方とお会いする機会も増えてきました。
昨年末から金融機関の融資規制がきつくなってきているという話をよく聞きます。実際に、私が知る限りの案件でも、これまで通った融資が通らなくなったという話が多くあります。
更にこれからはある程度の自己資金や資産、また年収がないと融資が厳しいという事も色々な所で言われています。だから、今年はこうした状況の人にとって不動産投資はおもしろい、と。
では、自己資金も多くなく、かつ、不安定な職業の方、もしくは年収が大きくない方にとって一切チャンスがないかと言えば、そうでもありません。と、僕は思います。
もう少し、全体を俯瞰してみてみましょう。
これまで融資が出ていた属性の方々の中で、切り捨てられる人が出てくる。
すると、購入意欲旺盛な買い手が少なくなる。
つまりは需要の中でも、現実的な購入が出来る本当の意味での需要が小さくなるわけです。
結果、これまで売り手市場だったものが、買い手市場になるわけです。
そうなると、中には売り手が焦り、いわゆる掘り出し物件というものが出てくる可能性が高くなるのは言うまでもありません。
ここまでは、多くの方がよく聞く話でしょう。
しかしながら、以上の流れでも、なおかつ、あふれてしまう何かがあります。あふれるというより、抜けているものがあります。
売り手が売り急ぐ物件の中には現実的な需要で吸収される部分と、されない部分があります。されない部分はどんな物件なのでしょうか?
また、融資を受けられる人と受けられない人が出てきます。しかし、それは「これまで融資をしてきたレンダー」の審査基準が厳しくなったというだけの話です。これまではこのレンダーが個人の不動産投資市場を牽引してきたのですが、そのレンダーがいなくなれば、不動産マーケットは真っ逆さまに落ちるかといえば、僕はそうともならないと思います。
世の中には常にニッチを埋めるサービスなり商品を供給する企業が出てきます。つまり、こうした変化が起こっている中でのニッチとはどんな人がどんな物件を買う時か、と考えていくと、、、
と、ここではこのくらいしか書けませんが、「チャンスがないと思われている所にチャンスはあるもの」です。情報をそのまんま鵜呑みにせず、自分で切り開くとき、大きな投資機会が訪れるのではないかと思う今日この頃です。
もちろん、そうした事を考えるには、誰かの考えに依存するのではなく、様々な情報を自分で収集して、それらを分析、検討し、結論を導く他ありません。



稲葉裕一郎
