今日の日経にこんな記事が載ってました。
不動産投資信託(REIT)の価格下落が目立ってきた。東京証券取引所の上場銘柄の値動きを示す東証REIT指数が7日、3.3%下げて今年度最大の下落率となった。長期金利が上昇してREITの平均配当利回りに接近し、債券に比べ投資する魅力が薄れたことがREITに売りが膨らんだ要因とみられる。
REIT指数急落、07年度最大の下げ・長期金利上昇でより引用
これは一般の不動産投資にも言えることですよね。
すでにこのサイトやメールマガジンでさんざん言ってきたように、金利の上昇はキャップレートの上昇を指します。さらに、キャップレートが上昇する要因は大きく二つ。不動産の価格が下がるか、賃料収入が増えるか、です。場合によってはどちらか、ではなく、両方とも、ということもあるでしょう。
日経新聞のサイトでは、簡単にまとめられていますが、紙面を見ると、どこかのアナリストが「とはいえ、賃料収入の上昇が見込めるREITについては持ち直してくるだろう」みたいなコメントがありました。これも先ほどのようにキャップレートが上がる要因の1つであるわけです。
今後、このような状況がもっと続くのではないかと思います。成功物語は大々的に宣伝されていますが、失敗物語はおおよそ成功物語の影に隠れて見えないことが多いわけです。色々なリスクを見据えて、今何をすべきなのか、今後、どうすべきなのか、しっかりと考える時期ではないかと思う今日この頃です。



稲葉裕一郎
