人が見えない価値を見抜く。それが投資の王道です。
この前、友人と話している時、その人がこういってました。
「不動産の場合、市況が下がってきたら不動産投資自体の熱がなくなってしまうんじゃない?」
それはそうかもしれません。
しかし、、、
一方で思うのは、「不動産マーケットのプレーヤー(お金も含め)が少なくなればそれだけ需給関係の中で不動産価格は下がるだろう。しかし、家賃の需要が下がっているわけではない」と。
そうなると、物件価格は下がってきますが、(賃貸需要が一定だとすれば)家賃は現状維持になり、利回りは上がるということになります。
しかし、株式投資の場合は表面的にはちょっと性格が違います。マーケットへのプレーヤー(お金も含め)が増えれば、株価が上がり市況は活性化する。キャピタルゲインで儲けられる機会が多くなるわけです。また、その潤いが一般市場に還元され、結果、企業の業績が上がってくる(逆もしかり)わけです。単純に考えれば、の話ですが。
今、振り返れば(一般論ですが)、バブルが崩壊して不動産価格がどん底の時に不動産を買い捲った人が今売れば、大儲け、という図式が成り立ちます。
しかし問題なのは、その時に冷静な目で不動産マーケットを見極める事ができるかどうかです。当時の新聞や雑誌、ニュースを日々見ていく中で本当にその冷静さを持つ事が出来るか。言い換えれば、人が見えない価値を見抜き、投資をすることができるか。
それが出来る人がババ抜き合戦の勝者となる確率が高くなるわけです。
時代は繰り返すと言いますが、そんな時、冷静な目でマーケットを見極められる投資家になれればと思う今日この頃です。もちろん、その為にはその人の知識や経験は非常に重要な判断基準となるでしょう。
そんな意味も含め、「サラリーマン流不動産投資道場」では小手先の投資法より、王道の投資理論、考え方などを積極的に伝えていきたいと思っています。小手先のテクニックは非常に重要です。知らないよりダンゼン知っているほうが良い。ですが、それ以上に重要なのが投資の基本的な考え方をしっかりと身につけているかどうかだと思います。
一朝一夕に身につくものではありませんが、少しずつ身につけておきたいものです。



稲葉裕一郎
